リニューアルしたあの施設。究極の「くつろぎ」でととのう。嘉島湯元水春
2025年3月にリニューアルした熊本・嘉島町の温浴施設「水春」の最新レポート!瞑想サウナやバレルサウナ、大座敷、コワーキングスペースなど魅力満載の進化をサウナ愛好家・しげちゃんが臨場感たっぷりに紹介。

みなさん、こんにちは~ ととのってますか~?
サウナ大好きしげちゃんこと、重金優希です。
みなさん、今年のサウナの日(2025年3月7日)はどこに行かれましたか…!?
サウナの日とは、公共社団法人日本サウナ・スパ協会が制定した記念日で、サ(3)ウナ(7)の語呂合わせからきています。
しげちゃんはこの「37」という数字が大好きになってしまって…
日常で「37」を見るとつい「あ!サウナだ!」と言っては友人に「もういいて。」と笑われてしまいます。
よく考えたら、人生の習慣にまで影響を与えてる「サウナ」ってやっぱ恐ろしいですね…笑
ちなみに、しげちゃんは久しぶりに“西の聖地”「湯らっくす」に行ってきました♨
湯らっくすの素晴らしさはまた別の機会に記事にしますのでお楽しみに…☺
さて、年度末の忙しない中、今回はリニューアルしたあの施設に行ってきました!
リニューアルで過ごしやすさアップ! 嘉島湯本 水春(すいしゅん)
水春は、熊本市の南、嘉島町にある日帰り温泉施設です。御船ICから車で5分、南熊本駅からバスで20分、1日1本程度ではありますが熊本駅から直行バス(熊本バス)も出ています。
火の国熊本の地下から湧き出る良泉質の「温泉」はもちろん、熊本で最大級、6種類の「岩盤浴」やレストラン、フィットネスジムなどがあります。なんと、当日であれば再入浴もOK! 併設するイオンモール熊本でのお買い物や映画の前後にもう一度温泉に浸かることもできます。春水はまさに、あなたの1日を極上の癒しと楽しさで満たすワンダーランドです!
今回のリニューアルでは、
・1階に大座敷スペース
・男女それぞれのお風呂に「新サウナ」
・レストランがスタイリッシュに!
・1階にコワーキングスペース
・2階の岩盤浴テラスに「バレルサウナ」
・岩盤浴エリアに三段おこもりスペース
と、とにかくガラッと変わりました!!
ワクワクします♪
このワクワク、皆さんに伝わるといいな!では、レポートスタート!
受付を済ませると、そこには見たこともない景色が広がっていた…!
ぽかぽか陽気の春日和。平日のお昼…が、さすが春休み…駐車場はほとんど満車状態でした。
入口までにすれ違う人たちは小さいお子さん連れから、ご年配の方まで客層も幅広く、リニューアルしても前と変わらずたくさんの方が来られているんだな~と感じました。
そんなことを考えていると…
着きました! 嘉島湯元“水春”!
入口は前と変わっていません。大きくてもスタイリッシュなその外観に心が躍ります。中はどんなふうに変わっているんだろう…。そんな気持ちにさせてくれます。
自動ドアを抜けると、たくさんの人。平日の昼間にも関わらず、大変賑わっています。
靴箱に靴を入れて鍵を取ります。この鍵が水春ではお財布代わりになりますので、無くさないように注意しましょう💦
受付を済ませ、館内の説明を終えると「館内着はあちらから自由にお取りください」
なるほど、自分のサイズに合わせて館内着が選べるんだな。これなら受付で準備する必要が無くなるし、大きめ小さめの好みも自分で選べるわけだ。いいシステム。
館内着を選んで右を見ると…
前の水春を知っている人なら驚くでしょう…。フロアのほぼすべてを占めるくらいの広い大座敷スペース。
寝ころびながらくつろいだり、座って休憩しながら待ち人を待ったり…これだけ広くくつろぎやすければ、何時間でもいられます。
そして、少し先には‥
リニューアルした「レストラン」と「カフェ」。モニターに美味しそうな料理の写真が次々流れてくるため、ここにいるだけでお腹が減ってきます。
ここはサウナ上がりの楽しみに取っておくため、一旦スルー。
他にも、さらに奥には喫煙所、トイレ、自販機スペースといつもの光景があります。
1階フロアだけでも変わりようにテンションが上がって色々探索してしまいましたが、本番はこれから。館内着に着替えて、2階の岩盤浴フロアへ移動します。
岩盤浴フロア、そこは子供から大人まで誰もが気楽にゆったりできる空間
まず、2階に上がって最初に現れるのが、このゲート。靴箱の鍵で通れますが、ふと考えてみると、2階利用ではないと通れないようプログラムされているんでしょうね。セキュリティが素晴らしいです。
ピッとしてゲートを通ります。
そして、目の前に広がるのは…
見てくださいこの広さ!
リニューアル前を知っている人は間違えなく言うでしょう。「ひっろ…」と。
私は水春の2階はこれまであまり利用してこなかったのですが、間違えなく以前より広く、綺麗になっています。
そして、この本の数。話には聞いていましたが、この量はすごい…
読みたいマンガ、雑誌はきっとあるでしょう。それくらい充実していました。
休憩スペースも様々。2人掛けのソファ、一人用のテレビ付きリクライニング、ビーズクッションなどなど…
どれに座ろうか迷うくらいありました。
そんな中でも私は、おこもりスペースのロフト型の上の段へ。常に人で埋まっていましたがたまたま一つ空いたので、行ってみました。
この広さが伝わるでしょうか。奥の先までフロアが広がっています。
お子さんが遊ぶゲームやおもちゃなども用意されていたので、お母さんは岩盤浴、お子さんはお留守番、なんてことも出来そうですね。
また、友人同士でトランプをしたり、カップルで寝転んだりと、とにかくいたるところにくつろいでもらう工夫が見えました。
さて、休憩スペースはこのあたりにして、岩盤浴へ行ってみます。
トロッコ式薬石サウナ
サウナ…
え、サウナやん。
それもそのはず、水春の岩盤浴は熱した薬石(麦飯石・溶岩石)から発せられる輻射熱と遠赤外線で室温を温めています。体の芯から温まり、血行促進やデトックス効果が期待できるそうです。
水春の岩盤浴室はこのトロッコ式薬石サウナのみですが、6種類の岩盤浴を楽しむことができ、それぞれ高さが違うため、熱源の近く、遠くなど自分好みの場所でリラックスすることができます。
また、女性専用フロアもあるそうですので女性客の方も安心して利用することができます。
私は岩盤浴はあまりしてこなかったのですが、じわじわとくる心地よさと発汗、かすかに聞こえるBGMで気分が落ち着きます。
15分ほどでしょうか?しっかり汗もかけたので休憩します。
せっかくなのでテラスに行ってみます。
水風呂はありませんが、外気の風が心地いい…
ふと、左に視線を向けると
ありました!噂のアレ!!
今回のリニューアルの目玉と言っていいでしょう。バレルサウナです。
バレルサウナは以前あがんなっせを紹介した際にも少しお話しています。そちらもぜひご覧ください。あがんなっせ記事⇒https://akumamoto.jp/archives/219411
樽型の丸いフォルムが特徴で、四角いサウナよりもロウリュした時の蒸気が形に添って降りてくる工夫がなされている丸いバレルサウナ。
ここは2階ということもあってお友達同士やカップル同士などで利用することもできます。
私は1人で行ったので、ソロですけど。
早速、入ってみます。
と、なんだこれ…!!!!!熱い! 熱いぞ!
いや、サウナなんだから熱いに決まってるけど、それにしても熱すぎる…!!
てっきり岩盤浴フロアに設置されているから、60℃くらいの設定で「バレルサウナ体験」「ロウリュ体験」レベルだと思っていましたが、大変失礼いたしました。
温度はしっかり85℃。さらにロウリュのおかげで湿度が高く、ぐんぐん汗が出てきます。
というか、これ見てください!!
HARVIA(ハルビア)です。フィンランドのストーブメーカー最大手のHARVIAさんです…
恐れ入りました。そりゃ熱いわけだ。それにこの量のサウナストーンも贅沢だ。
なんだこれ…どんどん汗が出てくるぞ…
あ、これ館内着ぐっちょぐちょになるやつだ。
5分ほどで退室。外の世界が明るく見えます。
はー、やるなあ。これ、「サウナ」です。2階にあるからと甘く見てました。ごめんなさい。
これ、水が無いのやばいな。熱すぎる。笑
つい笑ってしまうくらいちゃんとサウナでした。いやー、すごい体験だった。
(お店の方へ。もしよかったら、シャワー的な手や顔を洗える水道が欲しいです。さすがに熱すぎて、そのあとずっと体が火照りまくりでした。せめて顔や手首、足首が濡らせる仕組みがあると満足度がさらに上がるかと思います。一サウナーの意見です。ご検討お願いします。)
室内に戻り、クーラー室で体を冷まします。アロマとかあったらさらにリラックスできて嬉しいな…とかそんなことを考えながら無事、2階のミッション達成。
大満足の満面の笑みで2階を後にします。
「瞑想サウナ」の実力やいかに…!浴室レポート!(想像しながらお楽しみください笑)
さてさて、2階の良いところを思う存分堪能した後は、お待ちかねのサウナへ行きます。
実は浴場内のサウナもリニューアルして、新設されたそうなのです。
男性側には「瞑想サウナ」女性側には「スチームサウナ」とそれぞれ新しくできています。
というわけで、どちらも既存の物と合わせると「2つのサウナ室」があるわけですね。これはいい〇
写真はここまで、後は想像で。笑
ここから先は、さすがに写真は撮れないので、私の語りから想像してください。笑
浴室に入ると、リニューアル前と変わらない光景が広がっています。手前にミルキー風呂、奥側に替わり湯、そしてその奥に回遊風呂。左手に水風呂があり、その奥に洗い場が…
あれ?なんか狭くなってない?こんなところに壁あったっけ?
ああ!ここが「瞑想サウナ」か!
そうなんです。入って左奥に新しい「瞑想サウナ」が鎮座していました。
なるほど、洗い場を減らしたということか。浴場の圧迫感は否めないけど、充分広く感じます。
色々見てみると、電気風呂の種類が増えていたり、内気浴の椅子が増えていたり(?)と所々で変化を感じます。
また、水風呂の高さが変わったと前情報通り、若干深くなりました。この若干の差が嬉しいんです。
高さを変えた名残で、前回までの高さの塀が水に浸かっていました。これはこれで面白かったです。(写真でお見せしたい…)
さて、探検はこのくらいにして、体を清めます。
特に岩盤浴で汗もかいてますから念入りに。
清めた後はまずは湯通し。ミルキー湯が広くなったような気がしなくもないですが、多分変わってません。笑
露天風呂に出ると、そこは前と変わらず。見慣れた光景が広がっていました。
炭酸風呂のテレビを見るおじちゃんたち、岩風呂で談笑する若者たち、つぼ湯に入る親子連れ…
前から思ってましたが、水春は、他の施設よりもコミュニケーションが活発な気がします。
特におじちゃん同士はみんな仲良しのような。お風呂がなせる業なのか、はたまたほんとに仲良しなのか。
真相は分かりませんが、そんな仲睦まじい会話をBGMにしっかり身体を温めます。と言っても、岩盤浴で体は十分温まっていますから、そんな長湯はせず。
メインのサウナへ行ってみます。
タワーサウナでしっかり発汗、新しくなった水風呂、椅子もいい感じ♪
まずは、前からあるロウリュサウナへ。
ここの特徴は何といってもその高さでしょう。
タワーサウナと呼ばれるほど、下から数えて5~6段(数え忘れました…)高さがあります。
熱源にはサウナストーンもあり、1時間おき(時間によっては30分おき)にオートロウリュがついています。そのため湿度も申し分ない。
ここにはテレビがありますので、それをBGMに目を瞑ります。
ぼーっと何も考えずひたすら7分ほど。岩盤浴に行ったからでしょうか?いつもより発汗が早かったです。
サウナ室を後にして、水風呂へ。もちろんかけ湯で汗を流してから。深くなった水風呂は膝を軽く曲げるだけで首まですっぽり入ってしまいます。
この「座らなくていい」が結構重要だったりします。座ると立ち上がるときに負荷がかかり、立ち眩みや転倒などの危険もあります。
だからこそ「立ったまま」の水風呂は意外と大切な要素だったり…?します。と、まあこの少し深くなったことに感動しつつ、水風呂を後にします。外気浴へ向かいます。
いつものととのい椅子へ腰かけます。あ、椅子も変わってる…!新しい椅子がずらっと並んでいました。
目を瞑り、呼吸を整えます。
遠くに聞こえる水の音、風の声、テレビの小さな音、五感が研ぎ澄まされ、そしてゆっくり時間が過ぎていきます。
はー、これこれ。岩盤浴にはないこの高低差というか、ガンっと上がって、グーっと下げて、じわ~と戻るこの感覚。うん、僕はやっぱりサウナ派だな!(岩盤浴も好きですよ!笑)
1セット目終了。
待望の瞑想サウナへ
続いて、ほんとに待ち焦がれた「瞑想サウナ」へ行ってみます。
入口に図が書いてありました。定員は10名ほどでL字型のサウナ室、セルフロウリュが可能。なるほど、楽しみ。
いざ、扉を開けると目の前に… 階段。
そう、この瞑想サウナ、平面に無く、ちょっと高さがあるサウナ室なのです。高さがあることで、ロウリュした際の蒸気をガッツリ受けることができるし、何よりアツアツのサウナに入れますから、まさにサウナ―向けと言っても過言ではないでしょう。
そして、瞑想サウナにはテレビはありません。
ただ静かに、目を閉じて、時が過ぎるのを待ちます。
聞こえてくるストーブの音、人の吐息、そしてロウリュの音…
なんだよこれ、天国かよ。
サウナーの大好きを取り集めた全てが揃ってる…
ストーブに目を向けてみるとやっぱり「HARVIA」でした。新しいサウナ全部ハルビアじゃないか。さすがだな…
ストーブにも興味が湧いてきたしげちゃんでした。
8分ほど蒸されて、水風呂へ、そして外気浴。
目を瞑ります。
…
…
3月。年度末、仕事に一区切りがついて、また新しい年度が始まる。私は少し特殊な仕事をしていますので、令和8年の7月で一旦仕事が無くなります。
つまり2025年度こそ、私にとっての「勝負の年」であります。
希望、夢、想い、悩み、不安、葛藤、不甲斐なさ…
あらゆる考えが頭に浮かびますが、ほわほわっと一つの考えが頭に浮かびます「ま、なんとかなるか」
仕事を楽しむ気持ち、働けることに感謝する気持ち、前向きな明るいポジティブな気持ちになったとき…
ととのったぁ~^^
私は何かスッキリしたような前向きな気持ちになっていました。
今回は岩盤浴にも入っていましたし、2セットで終了。水春はきっとこれからも何度も足を運ぶだろうし、無理はしません。
最後に露天にある源泉かけ流しで温まってから、浴場を後にしました。
やっぱり、サウナっていいですね。
神のドリンク~とり天うどんを添えて~
脱衣所を出た後、生まれ変わったレストランへ。
入店した時にオロポ50円引きのクーポンを頂きましたのでこれは使うしかないだろうと。
レストランのメニューはこんな感じ。
この「サ飯」をぜひいただきたいと思ったのですが、最近おなかの調子が良くなく…笑
無念の断念。代わりにサッパリした「とり天ぶっかけうどん」を頂きました。
そして、大本命。オロポです。
読んで字のごとく、「オロナミンC」と「ポカリスエット」を混ぜ合わせたサウナ―ドリンク。起源は東京のサウナ施設アダム&イブの「オロポカ」が発祥と言われています。
乾いた体に、微炭酸のオロポが染み渡っていきます…
どちらも大正製薬が出している飲料です。頭のいい方なら分かりますね。
そう。MACHIです。噂によると成分も同じとか…
「ならMACHIでいいじゃん」
そう、思ったそこのアナタ。
違うんですよ、オロポなんですよ。
いや、よく分からない感覚なんですけど、オロポであることがいいんですよ。
・・・こういうこと言うとサウナアンチから叩かれそうなのでやめときます。笑
あなたのサウナ上がりの一杯は何ですか?
牛乳ですか?スポドリですか?
ビール!!という方も多いでしょう。
ですが、注意喚起。アルコールを入れる前に必ず、コップ一杯でいいので「水」を飲んでくださいね。
大満足のリニューアル水春!!あなたも癒されにいかがですか?
いかがでしたでしょうか?
今回は3月にリニューアルした水春の大特集でした。
個人的に、サウナ―大満足の「瞑想サウナ」がほんとにお気に入りになりました。
しかも、入浴のみ750円(一般価格)でこのサウナを堪能できるのは熊本ならではの特権ですね!!
記事を書きながら、思いました。
サウナの記事を書くのって浴場の写真とかないから、ほとんど自語りになるんですね。笑
貸切とかじゃない限り、なかなかサウナシーンなどは撮れませんからね…
熊本の温浴施設のお偉い皆さん…
おるとくまもとに記事を書きますので、ぜひ取材のご協力をお願いします!!笑
ま、想像してもらえるようになるべく鮮明に細かく文章を書く練習にもなりますから私にとってはいい経験です。
さて、続いてはどこのサウナを紹介しましょうか。
サウナに入りながら考えてみます!
みなさんもぜひ、リニューアルした嘉島湯元「水春」へぜひ行かれてみてください。
きっと日頃の疲れを癒してくれます。
では、またどこかのサウナでお会いしましょう!
サウナら~
コメントをしたい方はこちらから