第八回 熊本観光を考えている人必見!ドライブ漫画『今日どこさん行くと?』を読んで今日はどこさん行こうかな
休日、たいぎゃ暇だんね。なら、ドライブ行かん?ドライブラブコメディ『今日どこさん行くと?』は熊本が舞台!県内のドライブスポット、絶景スポット、おいしい飲食店など、熊本のお出かけ情報が満載!読んだらきっとあなたもドライブに行きたくなる!
オルターのあめくまです。
熊本に住んでいると、どこかに移動する際は車を使用することが多いと思います。広い国道や阿蘇の山道、天草の海岸沿いを綺麗な景色を見ながらドライブするのは楽しいですよね。
そんなドライブがさらに楽しくなる漫画、それが今回紹介する『今日どこさん行くと?』(以下、今日D)です。
#今日D
宇土半島編が…読めるように…なっている…(;`・ω・)https://t.co/tkLG3yefIw— 鹿子木灯🐱 (@ima_tomoasa) March 28, 2019
本作品は鹿子木灯先生作の全3巻になる漫画で、KADOKAWAから出版されています。車好きで運転好きな上司さんと、そんな上司さんに心惹かれている主人公、戸部下くんの二人が上司さんの運転する車で県内あちこちへドライブ(主に坂道を登る)するドライブコメディ漫画なのですが、舞台が熊本になっており、熊本の名所がたくさん登場します。またその名所の描写が写実的で美しく、それらを聖地として熊本に訪れる人もたくさんいらっしゃるようです。
また、作者の鹿子木灯先生は、熊本に対する思いが強く、現在は熊本に在住して漫画を描いています。熊本の企業等とのコラボも積極的に行っており、最近では色んな所で鹿子木先生の可愛い絵を見る機会が増えたように思います。下の画像は以前、子飼橋を訪れたときに見つけたのぼりです。
YouTubeに鹿子木先生の紹介動画が上がありますので、ぜひご覧ください!(ネッツトヨタ熊本さんのチャンネル)
さて、今回は『今日どこさん行くと?』通称”今日D”に登場した名所をいくつか紹介していこうと思います。
宇土半島
1巻4話の二人で宇土半島に行った話で登場したのが、三角港や三角駅です。
三角駅は熊本県宇城市、宇土半島の先端にありJR三角線の終点駅です。駅前にある三角港からは天草方面への船も出ており、天草の玄関口にもなっています。
仕事がうまくいかず落ち込んでいた戸部下君を癒すために、きれいな景色を見に行こうと上司さんに連れてこられたのが、宇土、三角でした。
同巻では、世界文化遺産に登録されている三角西港や宇土マリーナも登場しました。
漫画内で上司さんが道の駅宇土マリーナのイカ天を推してたので、食べてみたらめちゃめちゃ美味しかったです。是非一度ご賞味あれ!
雁回公園
3巻15話に登場する、富合町にある公園です。小学生が野球の練習等でよく使用しています。
この公園は私自身プライベートでよく訪れていて、入口から駐車場まで少しのぼるんですがその道が連続ヘアピンカーブになっています。今日Dでは、上司さんが(猫のしっぽのような)3連のヘアピンカーブとその「ダコダコ音」を楽しんでいました。※「ダコダコ音」については漫画を読んでチェック!
また、作中でも描かれていますが、道の途中に猫がたくさん集まっているところがありまして、癒しポイントの一つになっています。猫が不在のときもありますのであしからず(そんなもんですよ猫って)。
蓮華院誕生寺の奥之院
3巻17話に登場する玉名市築地にある真言律宗の寺院です。「一願成就」願いをかなえるお寺として親しまれています(by今日D)
寺院までの道中(坂道)はたくさんの燈籠が立ち並ぶ不思議な空間です。
作中でも上司さんが「2速にせんと…のぼらん!」と高揚しながら車を走らせていました。
作中にも登場する五重の御御堂。
最上階は雲仙普賢岳と有明海、そして阿蘇の山まで見渡せる絶景スポットです。
蓮華院に来たら立ち寄っていただきたいのが「たんぽぽ堂」さんです。
駐車場近く、門前にあるお土産や仏具などを販売している店舗で、ここでは、作中で紹介されている漫画風ソフトクリームを実際に購入することができます。
しっかりと今日Dが紹介されていました!
コーンも赤と黒の2種あり、開運厄除祈願がしてあるコーンとのこと(by今日Dより)
高森湧水トンネル
3巻21話の最終回で、二人が南阿蘇デート?で行った高森湧水トンネル公園です。
このトンネルは元々熊本と宮崎との鉄道を結ぶ目的で作られたようですが、工事中に大量の湧水に見舞われ、頓挫して今の状態になったようです。
作中で戸部下君が言っているとおり中はとてもひんやりしていて、避暑地としても人気のある場所です。
また、トンネル内にはイルミネーションが施してあり雰囲気もよく、デートスポットに最適です。(by上司さん)
近くには広大な芝生の広場と阿蘇の美しい山々を一望できる月廻り公園、圧巻の景色「高森千本桜」などもあるので、春夏秋冬通して楽しめるスポットです。
いかがだったでしょうか。今回紹介したのはほんの一部で、漫画ではもっとたくさんの名所が登場します。鹿子木先生の緻密で繊細な背景画を見ると、実際に現地に行って見比べたくなること間違いなしですので、興味のある方は是非一度手にとって読んでみてください。上司さんと戸部下くんのちぐはぐな掛け合いも読んでいて癒されますので、おすすめです。
購入はこちらから!👉KADOKAWA
また、漫画という形で熊本の名所が紹介されているので、観光ガイドブックとは違う形で各スポットのことを知ることができます。熊本観光を考えている方にもおすすめの作品です。
今日Dを読んで、皆さんの熊本ドライブが更に楽しくなりますように。
では、また次回お会いしましょう。
今回ご紹介したスポット
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