第五回 女子高生×釣り『放課後ていぼう日誌』の舞台で、ていぼう部の教えに従って釣りをやってみた!
釣り初心者が挑戦!場所は、「女子高生×釣り」漫画『放課後ていぼう日誌』の舞台、芦北町。道具はあの「てんぐや」で現地調達!堤防に行けば原作で見た光景が広がる感動...。ていぼう部の教え通りにやってみたら...こいつは何だ?果たして何が釣れたのか!?
熊本県を舞台としたアニメ漫画などのサブカルチャー担当、あめくまです。
さて、今までの記事で何度も触れてきた『放課後ていぼう日誌』。
肥薩おれんじ鉄道沿線の芦北町が舞台の漫画「放課後ていぼう日誌」がTVアニメ化☆漫画では、単行本第4巻目まで刊行されてますが、第2巻の冒頭に、おれんじ鉄道はファンも多い「海浦駅」など、ちょこっと登場しています。アニメでも登場して欲しい…♪放映が楽しみです。@teibo_bu pic.twitter.com/scjHM29IQW
— 肥薩おれんじ鉄道株式会社【公式】 (@hisatsu_orange) August 28, 2019
熊本県は芦北町を舞台とした釣り漫画で、2020年にはアニメ化。
芦北町やその周辺でも多くの地元コラボをしており、その模様は過去の記事で記載させていただきました。
今回は『放課後ていぼう日誌』で得た知識を元に、実際に芦北の海で釣りをしてみたいと思います。
筆者の釣り経験は数回、ほぼ初心者。果たして見事釣り上げることはできるのでしょうか。
まずは道具の準備
某月某日、冬の寒さがまだ残る時期。釣り日和とは微妙に言えない中ですが、やってきました芦北の海。
とは言うものの、事前に準備してきたのはカバンとライフジャケットのみ。ロッドもリールも仕掛けも餌も無いので、芦北の釣具店「てんぐや」さんでお買い物から始めます。
過去の記事でも触れましたが、「てんぐや」さんは、作中でも「たこひげや」として登場しています。
店内は釣り用具はもちろんコラボグッズも多く置いてありますので、釣りをしない方でも楽しめるかと思います。
今回の釣りは穴釣りと呼ばれる釣り方を実践してみます。狙うのは年中釣ることができるらしい「カサゴ」。放課後ていぼう日誌の2巻(アニメでは第7話)で陽渚も釣っていたやり方ですね。
黒岩部長や大野先輩も初心者向きと言っていましたし、今回はこちらを試してみます。
ということで、「てんぐや」さんで諸々一式をお買い物。店員さんが地元のポイントや注意点、餌の選び方などを丁寧に教えてくれたので大変助かりました。
また、お店では「芦北町釣りMAP」や「遊漁のルールとマナー」など、放課後ていぼう日誌とコラボした釣り情報も得ることができます。
芦北町で釣りをする際には、これらを読み込んでおくと釣果が期待できそうです!
いざ堤防へ!
準備もひと段落したので、早速ていぼう部の釣りスポットへと向かいます。
漫画やアニメで見た光景がそのまま広がっているのは、やはりいつ来ても感動しますね。
過去数回の釣り経験が活き、準備にはそれほど手間取りませんでした。
仕掛けに餌を付け…
いざ穴釣りへ!
大野先輩の教え通り、穴へ投下しては引き上げを繰り返します。
時折竿を上げてみると、何回か餌を齧られてはいる模様。
ということは….
間違いなくいる!
俄然やる気を出してみたのですが、それ以上の食い付きはまったく無し。
時期的にも時間的にも微妙なタイミングではあったため、仕方ないのかもしれません。
まあ、「釣果よりも楽しむこと」という黒岩部長の教えの通り、素直に引き下がるのが賢明な日もあるでしょう。
時間的な制約もあったため、そろそろ釣り場を後にしようか……と思っていたその時!
釣り竿に覚えのない振動が!
根掛かりとは違う…
確かに生きた竿の震え…
これはついにカサゴ釣り成功か!?
……
?
君はカサゴ、…じゃないよね?
それ以降、この種類も分からないお魚を最後に釣果は再び途絶え、結局この日の釣りは終了。
残念ながらカサゴは釣れなかったものの、釣果ゼロは免れたので初心者にしては上出来としておきましょう。
※今回釣れたお魚、後で調べたところ「ダイナンギンポ」という魚のようでした。いつの日か君も漫画に出るといいな……。
小坂先生、お願いします。
まとめ
事前に『放課後ていぼう日誌』で学習したおかげで、(目的のカサゴではないものの)釣果を挙げることができました。
ありがとう大野先輩!
作中では、釣り方だけでなく釣りを行ううえでのマナーや安全対策も描かれています。今回、事前にライフジャケットを準備していたのも大野先輩に学んだためです。
堤防釣りは楽しい反面、夢中になりすぎて転落などの危険性もあるので、事前の対策は十分に行うことが必要です。
カサゴは主に岩礁にいる根魚のため、劇中の消波ブロックなどの隙間でのブラクリ釣りや、沖の岩場での胴付き釣りなど様々な方法で釣れます。
多くの種類が存在するカサゴですが、実は普通のカサゴと見分けがつきにくい「ウッカリカサゴ」という種類もいます。#teibo #水産庁https://t.co/berhxEJ2Om pic.twitter.com/ksWPn8ZFz3— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) August 19, 2020
今回の釣りで一通りのタックル(釣り具一式)を揃えましたので、また近いうちにぜひリベンジをしたいと思います!
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