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【のどごし最高!】南阿蘇研究所が手掛ける、ミシュラン獲得の名店うどんが旨すぎた件

あの日本一高貴なプレミアムうどんと評された名店の仕掛け人が、南阿蘇からチャレンジするフード×クラフトイノベーション!

おるたん担当ライター・つかぴです!熊本の魅力を伝えるため、県内各地を取材で走り回ります!(つかぴはマラソンランナーでもあります)※無料で取材いきますので、おるとくまもと編集部までどしどし情報下さい! 問い合わせは akumamoto2017@gmail.com まで!ということで、今回、日本一美味しい?と噂のミシュランうどんが、南阿蘇で食べられる(?)とかなんとか聞いて、取材に行ってきました。

 

南阿蘇から熊本、九州、全国へ「九州南阿蘇研究所」とは?

 九州南阿蘇研究所を立ち上げられたリーダーの1人に、実業家・食プロデューサーの橋田義尊(はしだよしたか)さんがいる。彼は、知る人ぞ知る食・街づくりのプロフェッショナルで、東京・六本木ヒルズに構えた高級うどん屋「はし田 本店」をブレイクさせた張本人。     

橋田さんが地方創生のキーワードの1つとして、「うどん」に着目。大衆的なうどんという一般論の真逆を行き、“日本で一番高いうどん=世界で一番高いラグジュアリーうどん”を目指して、2012年に六本木ヒルズにオープン。ミシュランガイドブックで3年連続ビブグルマンを獲得したそう。

「はし田本店」のセカンドブランドオープンのお話しはコチラ

橋田氏の地元・福岡県出身で、熊本でのビジネスも多く何度となく南阿蘇など訪れているうちに、ハマっていったそう。今では、南阿蘇村に住むまで惚れ込んでいる中で、まず感動した地下水から湧き上がってくる水と、豊かな自然。これらを使った活動を通して、九州・南阿蘇の地から再び世界中に九州がもつ素材の素晴らしさを発信できないか、という考えに至ったそう。

プロジェクト立ち上げるにあたって、あの「蔦屋書店」創業者であり、現在は「店舗とECの一体経営」を目指して、ECフルフィルメントサービスとその先にあるオムニチャネルソリューション事業を展開する株式会社AMSの代表取締役である村井眞一氏とタッグを組んだ。株式会社AMSのこれまで13年間にわたり培ってきたEC運営やデータ分析、SNS運用等における豊富な経験を活かすことで、EC化が遅れている飲食店やインバウンド需要の減少に課題を抱える地域の生産者や中小の食品メーカーへの支援に取り組むこと、つまり、食の世界にEC/DX化を普及させて地方の良いモノ・ヒト・企業を応援していきたいという想いが強くあるという。フードDXプロデューサーとして県内外で活躍する田中まゆみさん(橋本醤油)など、ヴィジョンに賛同する仲間たちが増えているらしい。

「九州南阿蘇研究所」へ込められた想いとは?

世界と戦える素材、それがこの南阿蘇にはあった。」コンセプトは、自宅にいながら食・観光・工芸、この3つを体感できる新しいECサイトのカタチを研究する、というもの。田中さん曰く、「食と工芸は別のようなもので実はすごい似たような存在なんですよ。共通点として、1個1個つくりあげていく点は作る側のストーリー性として非常に共通する部分があって、それが魅力的。また、九州には多くの窯元さんなど様々な職人さんがいます。食で表現していくことに関して、工芸はなくてはならない存在。今後、九州各地の食や工芸を発掘していくことで、食+工芸という単なる足し算ではなく、食×工芸の掛け算にしていって、大きな存在になっていくと面白い」と熱弁する。さらに観光に関しては、ゆくゆくは観光で九州にくるインバウンド向けの産地ツアー等を考えているとか。

 

記念すべきプロダクト第一弾の商品がコレ!

今回の九州南阿蘇研究所の新設記念、第一弾が、あの幻と言われた「はし田本店」のプレミアムうどん
田中さん曰く「今回、橋本醤油としても新たな取り組みの1つでもありました。これまではカツオエキスや昆布エキスといった、いわゆるエキス類で味を整えることがほとんどでした。今回携わらせていただいたこの商品は、一切エキスを使わず、カツオやサバと言ったさまざまな節からしっかりと出汁を取り、香り高いお醤油と合わせてゆっくり丁寧に作り上げました
「九州南阿蘇研究所」ではまずはECサイトでの販売を拡大していくと同時に、重要なピースとして考えているのが『ストーリーとしての情報発信』。今回の商品化のあわせて、生産者の想いを商品に組み込ませるため、地元の取材にも積極的に行っていくという。
「特に、生産者との直接話すことやその土地の風土・歴史、これらを大事にしている。その中で大きな出会いの1つは熊本・牛深の雑節屋。ここは日本のうどん文化を支えていると言っていいほど、出荷量日本一のシェアを誇っている。実はこのことは地元民も知らない人が多いんです。このような九州の厳選された素材を九州中で発掘していき、九州南阿蘇研究所というメディアを通じて、情報を発信していきたい。」と橋田さん。

今後の野望とは?

大きなゴールとして、世界中の人に九州の厳選素材や伝統工芸品を「文化」を通して届け、食品メーカーや生産者といった地域経済の発展と持続的成長に貢献していきたい。

田中さん「リアル店舗をもつ飲食店といった事業者がいろいろな面で困っているときにこの九州南阿蘇研究所の取り組みをみてもらい、何か変わる機会を与えれるような存在になりたい。」

橋田さん「通常はリアル店舗を作ってからECサイトも始めるといった流れが一般的であるが、その流れだと手が回らなくなる。ECサイトを作ってからリアル店舗に向かうという、新しい方向性をカタチづくっていきたい。

 

今後の展開として、もう1つ注目していることは2023年にリニューアルを控えた「くまもと阿蘇空港」に着目しているとのこと。

九州の中心地でもある熊本は空港のリニューアルに伴い、今後インバウンド層を中心とした大きな拠点となりうる可能性が高く、橋田氏も今までの様々な経験を活かし、地元と連携した展開を視野に入れているとのこと。

だからこそ、この九州の中心地でもある、九州・南阿蘇の地から発信が重要でもあると。

 

九州の素材でどれだけ世界に通用するものを作れるか、今後の商品化にも注目です!

 


【おると番外編】プレミアムうどんを実際に食べてみた衝撃!

今回はなんと、お二人の協力のもと、実食させて頂きました!しかも、橋田さんと田中さんに直接作っていただきました

まずは、冷からいただきました!

なんといってもこの麺!粉っぽさは全く感じられず素材をそのまま味わえることができます。

そして、このつゆ!牛深の江良水産にしかない特別な雑節を使った「うどんつゆ」は最高でした!

 

続いて、

温!この出汁の香りがこれまた最高

そして、また薬味との相性も抜群!汁まで全部完食しました! スープも全部飲み干すほど(涙)。うまい、うま過ぎるスープ。

出汁がもう最高でとても上品な味わい。おいなりさんと、田中六五七本槍あたりの日本酒と、つるっと♡相性抜群

 

コロナ禍のおうち時間に、おうちミシュランうどんを気軽に楽しもう♪

九州南阿蘇研究所のホームページ(https://minami-aso.shop/)で、通販開始!

自宅にいながら、このミシュランの味を堪能することができます。ご自身で楽しむも良し!大切な方への贈り物も良し!ぜひ、お試しあれ。

 

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熊本で生まれ育ち、熊本が大好きな謎の生き物。 熊本の魅力をもっと多くの人に伝えるため、おるとくまもと編集部へやってきた。今日も県内各地を走り回っている。 自慢の帽子は、実は阿蘇山。感情が高ぶると...

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