【ととのいへの道、その三】”ととのう”とは? 今週のサ活「菊南スパリゾート あがんなっせ」貸切バレルサウナと夜風に吹かれてととのう
今回は「ととのう」とはどういう状態なのかについてお話しします。サウナブームでよく耳にしますが、実際には何を指すのか疑問に思う人もいるかもしれません。そこで、"ととのう"とは?についてしげちゃんが解説します。この記事を読めば、「ととのうってそういうことなんだ!」とサウナをさらに楽しめること間違いなしです!
みなさん、こんにちは!ととのってますか~?
エコツーリズム研究会のサウナ愛好家 しげちゃんこと重金優希です!
最近は暑くなってきて、気温と湿度が高い、嫌な季節が近づいてきましたね…
ですが、逆に言えば、夜の外気浴がちょうどいい季節とも言えます!風が心地よく感じられる季節でもありますので、より一層、”ととのう”ことができそうですね!笑
さて、ただいま、おるとくまもとでは、「ととのいへの道」と称しまして、全4回に分けて、僕の思うサ道について語らせていただいています。第一回は「サウナの正しい入り方」第二回は「サウナ浴中に気を付けること」そして、今回、第三回では「”ととのう”とはどういうことか」について語ります。
サウナがブームになって、”ととのう”という言葉を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。けど、実際、言葉ばかりが先行してしまい「ととのうって何??」「何がととのっているの??」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、僕なりの考えにはなりますが”ととのう”の正体について、皆さんに紹介したいと思います。これを読めば、「ととのうってそういうことなんだ!」とよりサウナが好きになること間違いなしです!それでは今週もよろしくお願いします!!
ととのう状態は、ざっくり分けて2つの変化によって成り立っています。
それが①体の変化と②心の変化です。まずは医学的にも証明されている「体の変化」から紹介していきます。(かみ砕いて分かりやすくしたものになりますご了承ください)
まずは、”ととのう”について日本サウナ学会代表理事・医師の加藤容崇氏によると、医学的に”ととのう”とは、
体が興奮状態で出るアドレナリンが血中に残る中、自律神経はリラックスした副交感神経優位の状態を指すと考える。
としています。
めちゃくちゃ難しそうなことを言っているので、もう少し簡単に話します。
人間には2つの神経が通っています。①交感神経と②副交感神経です。これは2つで「自律神経」とも呼ばれています。
交感神経:緊張したときや興奮した時に優位に働く神経
副交感神経:リラックスしている時に優位に働く神経
これをサウナ浴に当てはめて考えてみましょう。
サウナ室に入ると熱いですよね。人間の体は環境が変わって命の危険を感じると興奮状態に陥り、交感神経が優位に働きます。この時、体を疲れさせないために「アドレナリン」も分泌されます。
続いて、水風呂です。今度は逆に冷たいです。普段の環境と全然違う温度に、これまた交感神経が優位に働き続けます。
そして、外気浴。ここで初めて、普段生活している環境(外気温)に戻ります。つまり、命の危険が無くなったと体がホッとします。ここで神経が副交感神経優位に変わります。体がリラックスしているからですね。
そう、この時、人間の体は「アドレナリン」が分泌されているのにも関わらず、リラックス状態にあるという日常生活では感じることのできない状態になります。これが”ととのう”状態です。
つまり”ととのう”とは、「自律神経の交代による、日常ではあり得ない状態に体をさせること」といえます。
ととのうの正体が見えてきました。サウナ浴中に、体の中でこのような変化が起こっていたなんて、なかなか面白いですよね。
続いて、②心の変化です。
心の変化については完全にしげちゃんの個人的な見解になります。笑
僕はサウナに入り終わると、いつも心がすっきりした気持ちになります。なんでだろうと考えた結果、心もととのっているからなんだなと感じました。
僕のサウナ浴中の心の変化は
です笑
つまり何が言いたいのかというと、”ととのう”は自分自身の心とリンクしていて、終わった後にすっきりした気持ち、清々しい気持ちになっている状態だということです。
神経の話とも関わってきますが、頭が冴えているのに、心は落ち着いているという奇妙な感覚に陥るのが”ととのう”なんですね。
さて、体の変化と心の変化について紹介しました。では、ととのうの正体って何なんでしょうか。
ととのうとは…「神経の交代による、心と体の切り替え」だと僕は解釈しています。
僕が友人や人にサウナを語るときに必ずかける言葉があります。それは「サウナはリセットするもの」という言葉です。
どういうことかというと、人間の疲労度は0を基準にどんどんマイナスになっていくものだと考えます。悩みやストレス、日常生活のあれこれでどんどんマイナスに下がっていきます。サウナはそれをプラスにすることはできません。しかし、0に戻すことができます。だから、一日の終わりに、今日という日を振り返りにサウナに入ってほしいんです。サウナは心と体をリセットして、また明日から頑張る気力を与えてくれます。
いかがだったでしょうか。今回は”ととのう”について、だいぶ個人の見解強めの話になってしまいました。ですが、これをご覧になっているサウナ愛好家の皆さんもきっと同じ思いをしたことがあるはずです。
まだサウナチャレンジしていないよという方も、こんなにすごいものならちょっと試してみようかなと思っていただけたなら、僕のミッションは達成です。笑
これを執筆しているだけでも、早くサウナに行きたいという欲が出てきてしまいました笑
さて、次回が最後です。次回は熊本の、今サウナのように激アツなサウナ施設「しげちゃん的、熊本でサウナに行くならここ!」をお伝えします。密かに熊本サウナー界隈では有名になりつつある、あの「プライベートサウナ」を皆さんに紹介したいと思います。
サウナ玄人の方はもちろん、サウナ初心者の方にも、おすすめしたい施設です。ぜひ、ご期待ください!!
【今週のサ活】
今週は、熊本県熊本市北区にあります「菊南温泉スパリゾート あがんなっせ」を紹介していきます。
こちらの施設は、昨年12月にリニューアルされ、休憩スペースがさらに充実しました。”おんせんカフェ”と言われるように、くつろぎスペースはもちろん、ハンモックや個室の休憩室、暖炉スペースなど様々なシーンに合わせた過ごし方ができます。また、サウナはもちろん、家族風呂や岩盤浴などもあるため、家族や友人、恋人同士などでも一日満喫して過ごせます。
そんなあがんなっせですが、僕の一押しはやはり市内では他にないバレルサウナが体験できることです。
バレルサウナとは、サウナ発祥の地フィンランドで生まれた、樽のような丸い形をしたサウナのことです。ここ最近では、藤森慎吾さんやサバンナ高橋さん、ファイターズのBIGBOSSこと新庄剛志さんなど、多くの芸能人の方が使用しているくらい、日本に輸入されています。
樽型の丸い形ですので、ロウリュをしたときに生まれる蒸気が、形に添って下へ降りてくるので、空間全体にまんべんなく蒸気が行き渡る特徴を持っています。また、バレルサウナは木でできているため、木のぬくもりや肌触りなども感じることができるでしょう。
こちらのバレルサウナは、通常の入館料に加えて別途料金がかかり、少々お値段が張りますが、その分、時間交代制の”貸切”となります!貸切ですので、その時間は自分たちだけのものです。バレルサウナ内で友人と語り合う時間は何とも言えない至福の時です。
さらに、自分たち専用の壺水風呂、ととのい椅子が用意されていますので、休憩中の心配をする必要もありません。超贅沢な時間を過ごすことができます。
他にも、浴室内には、様々な種類の浴槽やロウリュサウナもあります。露天エリアには畳に雑魚寝できるスペースやハンモックなど多くの休憩スペースがありますので、最高のととのいをもたらしてくれるでしょう。
食事所や、岩盤浴、漫画本の多さなど、上げだしたらキリがないほど魅力が詰まったあがんなっせ、皆さんもぜひ行かれてみてください!
というわけで、今週はこの辺で。次週はいよいよ最後です!楽しみにお待ちください!
サウナの記事を書いているだけでととのいそうになっているしげちゃんです。今日もサウナに行ってきます~ みなさんのサウナ行きました報告もどしどしお待ちしています!
それでは、サウナら~
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