【祝オープン!】2025年4月26日開業!熊本城サウナ城の湯の内部を独占レポート!
【サウナ愛が爆発】熊本城近くに「サウナ専門施設」が4/26爆誕!2種類の本格フィンランド式サウナ、九州初導入ストーブ、畳マット、城モチーフの内装など、城の湯リニューアルの全貌を従業員が徹底レポート!

みなさんこんにちは~ ととのってますか~?
サウナ大好き、しげちゃん♨サウナーこと、重金優希です!
前回投稿した「嘉島湯元“水春”」の記事が、想像以上に反響いただいているみたいで…!
サウナーとしても嬉しいですし、あれだけの長文を読んでくれる人がいるのだと思うと、「もっと頑張らないとな…」という気持ちになりました。
水春の記事、まだ読んでいない方はこちらから👉「リニューアルしたあの施設。究極の「くつろぎ」でととのう。嘉島湯元 水春」
さて、ここでおるとくまもと読者の皆さま、しげちゃんファンのみなさま(いない)へご報告がございます…
私事で大変恐縮ですが…
しげちゃん、ついに、「サウナで働きます!!!!!!」
様々なご縁がありまして、今回のタイトルにさせていただいています「熊本城サウナ城の湯」で働かせていただくことになりました…!!
今回は、オープン間近!!
熊本城サウナ城の湯について、ご紹介します…!!
従業員であることをフルに活用して、たくさん写真撮らせていただきましたので、思う存分に「熊本城サウナ城の湯」の魅力を紹介していきます!!
それでは、どうぞ!!
新生「城の湯」 その歴史に触れる
熊本市上熊本にある城の湯は、1995年に創業した歴史ある温泉施設。熊本城に程近い場所に位置し、天然温泉を利用した家族湯を中心に、露天風呂やジャグジーを備えた浴場が特徴でした。正式名称は“熊本城温泉城の湯”。地元の方や時には県外からも非常に多くのお客さんに愛されていた施設です。
私も高校生の頃、オープンキャンパスで初めて熊本を訪れた際、家族で行ったことを覚えています。その時はまだサウナをあまり知らなかったですが、まさか自分が従業員として城の湯に関わることができるとは、夢にも思いませんでしたね。笑
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、城の湯は2022年2月に惜しまれながら大浴場の営業終了。その後は「家族風呂」のみで営業を行っていましたが、その家族風呂も2024年6月に営業終了。一旦幕引きとなりました。
しかし、この度、解体、改修を経て、なんと「城の湯」は全く新しい「サウナ専門施設」として生まれ変わることとなったのです。
名前は“熊本城「サウナ」城の湯”。皆さまから愛された「城の湯」は残したまま、サウナ施設として2025年4月26日からオープンします。
新生「城の湯」 基本情報
正式名称:熊本城サウナ城の湯
住所:熊本市西区上熊本2-8-43
電話番号:096-352-2626
ホームページ:https://shironoyu.com/
営業時間:【平日】16時~25時 【土日祝】10時~25時
店休日:毎週木曜日
利用料金:時間制【60分】平日¥1,200 土日¥1,300 【90分】平日¥1,700 土日¥1,800
※10分延長につき¥200
※料金、営業時間等は2025年4月25日現在の情報です。今後変更のされる可能性がありますので、最新情報はホームページ等でご確認ください。
・男性専用のサウナ施設。
・温泉の浴槽はありません。
・2種類のサウナと2種類の水風呂、外気浴スペースあり。
・フェイスタオル、バスタオル無料貸し出しのため、手ぶらで入りに来ることができます。
館内を大公開!
生まれ変わった城の湯に、たくさんの人に来てほしい、たくさんの人に知ってもらいたい!ということで、グランドオープン前に、施設を大大大公開しちゃいます!!
また、しげちゃん的、ここを知っておいてほしい!というポイントなどご紹介します!!
まずは、外観。
駐車場は、上熊本のマクドナルドが目印。駐車場に入ると、この紫色の外観に大きな看板が見えてきます。駐車場は、サウナご利用で6時間無料になるので、駐車券を忘れず受付にお渡しください。
この紫色は城の湯のブランドカラーだそうで、温泉時代の「のれん」も紫色だったそうです。時代は変われど、ブランドカラーは守り続ける、地域から愛される理由が詰まっている気がします。
受付への入り口はこちら。
この建物は以前、「家族風呂」があった別館です。今回のサウナ施設はこの別館を改修して生まれ変わりました。
ちなみに、右手には休憩所があります。
今後、さらに充実した部屋になるよう随時、アップデートしていく予定です。
入り口から入ると、正面に靴箱、左手には受付があります。
受付で会計を済ませて、ロッカーキーを受け取り、のれんをくぐると、目の前に広々とした脱衣所が広がります。
知ってほしい!その1 黄色いロッカー
脱衣所ですが、ご覧になって分かる通り、黒基調のシックな壁、床、天井に対し、目立つ「黄色」のロッカーが並んでいます。
実は、「あえて黄色」にしているんです。
というのも、温浴施設で一番多い事象が「忘れ物」で、ロッカーの中に忘れ物をするお客様が多数…。
夜でも目立ち、分かりやすい黄色にすることで忘れ物を防止する効果があるそう。
それに、黒に映える黄色いロッカー、「オシャレ」ですよね!
脱衣所はここ一箇所で、ロッカーは60弱あります。従って定員も60人弱ということになります。
ちなみに、フェイスタオル、バスタオルは無料で貸し出しとなっており、ご自由におつかいいただけるのですが…、おひとり様一つのご協力をよろしくお願いいたします。(研修の成果で従業員モードが💦)
知ってほしい!その2 城をイメージした内装
中に入ると通路はこんな雰囲気。
浴室内の壁は、「城」をモチーフにした黒とグレーで統一されています。施設名に”城”が入っているように、「城」と「和」が施設全体の重要なコンセプトとなっています。見る人によってはまるで熊本城の石垣のよう…?
この黒を基調にした雰囲気はとても落ち着きがあり、昼は日が差し込み明るい雰囲気に、夜は落ち着いた雰囲気にしてくれます。サウナに全集中した施設だからこそ落ち着いた雰囲気は◎ですね。
通路を抜けて奥まで行くと、洗い場があります。
ぜひ体感していただきたいのですが、結構シャワーの水圧が強くて、個人的にめちゃくちゃお気に入りポイントです。笑
知ってほしい!その③ 2種類のサウナ
さあ!!お待ちかね、サウナの紹介です!!
熊本城サウナ城の湯には、2種類のコンセプトが違う「フィンランド式サウナ」があります。ぜひ、その違いを全身で感じてほしいです。
まず紹介するのは「木で囲まれたサウナ室」“本丸”。
広々としたサウナで、約20名~25名まで入ることができます。
国産のヒノキを使って作られたサウナ室は、入った瞬間から木の香りに包まれます。また、暗すぎず明るすぎないちょうどよい照明の効果もあり、心が落ち着き、いつもより早く集中モードに入れるように感じます。
この“本丸”は「熊本城」をモチーフに作られたサウナ室です。実はこの名前も、リニューアル前の家族風呂にも使用されていた名前で、施設の歴史を感じることができます。
こちらのサウナ室では「オートロウリュ」が完備されており、自動で定期的にロウリュが行われることで湿度が保たれています。室温は80℃~85℃でキープされていますが、入ればわかります。体感はもっと熱く感じます。
木目に癒されながら、ロウリュの音を聞き、じっくりゆっくり蒸されましょう。
そして、もう一つのサウナが「霊厳洞をモチーフにした洞窟サウナ」“霊巌洞”です。
あの有名な“剣豪”宮本武蔵が「五輪書」を執筆したといわれる洞窟、「霊巌洞」をモチーフとしたサウナです。宮本武蔵が鍛錬し、自分を見つめなおした洞窟をイメージし、黒タイルに最小限の照明というサウナに集中していただくための空間が作り上げられています。
熊本城サウナ城の湯イチオシ!!のサウナ室です。
私は、サウナとは「自分と対話する場所」だと考えています。今日という一日を振り返り、汗と一緒に流す。そして、次への一歩を踏み出す。そんな場所がサウナです。この霊巌洞では、まるで宮本武蔵になったかのように瞑想し、己と向き合うことができます。
室温は70℃~80℃とやや低温で、熱さではなく、己と向き合うのにちょうどよい温度です。
ちなみに、こちらでは「セルフロウリュ」ができるのですが...、ロウリュをする際は周りの方への配慮を、そして、水のかけすぎはご遠慮ください。(また従業員モードが💦)
こちらも20名~25名ほど入ることができます。
知ってほしい!その④ サウナストーブ
今紹介したサウナ室に使われている「サウナストーブ」は、水春の記事でも紹介したフィンランドのサウナストーブメーカー「HALVIA」(ハルビア)の最新機種。
それも九州で導入するのは城の湯が初なのだとか…!
パワーは申し分ない、アツアツのロウリュ体験をぜひ、その身体で体感してみてください…!
ここまでで、約4000文字…
文才が無いのか、熱が入ると語りすぎるのか…
ちょっと飽きてきたという方ももう少しだけ、お付き合いください。
まだまだ語りたい部分がたくさんあるんです!!
もともと、おるとくまもとは「偏愛」をぶつけることがテーマですからね。自分の好きなように書かせていただきますね!!
ついてこれる人だけ、ついてこい!!!笑
ポイント⑤ 水風呂
さて、サウナ室を紹介したので、次は「水風呂」を!
”ととのう”へといざなう水風呂。熊本城サウナ城の湯では水風呂も2種類ご用意しています。
まず、水風呂は外にあるのですが、熊本では外に水風呂があるのは珍しいように思うのですが?パッと思いつく施設にはない気がします。
さて、1つめの水風呂はこちら。
2m×2mの正方形のこちらの水風呂は、天然のミネラルを豊富に含んだ、熊本の地下水を贅沢に使用しています!!
それだけではなく、チラー(水風呂冷水器)という水風呂の水温を冷却・維持する装置を導入!水温を「約14℃」にキープしているんです!
温泉施設の水風呂の平均水温が16℃ですから、平均より2度も低いということ。
火照った体を瞬間的に冷ましてくれる…温度差が心地いい…。
そして、もう一つの水風呂のこちら。
なかなかに年季の入ったこちらですが、実はこれ家族風呂時代に実際に使用されていた浴槽をそのまま利用しているんです!!!
何十年という歴史を見守り続けてきたこの浴槽は、新しくなったサウナ施設でも変わらず人々を笑顔にする役割を担っています。
こちらの水風呂はあえてチラーを使わず、熊本の地下水をそのまま溜めています。
そのため、夏場はぬるく、冬場は冷たく感じる。自然と一体になった水風呂なのです。包まれるような優しい熊本の水は、熊本がサウナ大国と言われるゆえんの1つだと思います。その水をダイレクトに感じることができる唯一無二の水風呂です。
知ってほしい!その⑥ 壁画
水風呂に入ったら、お次は外気浴。
熊本城サウナ城の湯では外気浴にも力を入れています。
もちろん、外には10数個のととのいいすを完備、さらに内気浴として浴室内にも数個イスを置いてあります。
ととのいスペースの壁面には「松の木」と「梅の木」が描かれているのですが、この外壁も家族風呂時代から使われています。リニューアルですべてを新しくするのではなく、残すところは大切に残しています。この考え方こそが、歴史を紡ぐ、まったく新しいサウナ施設なのだと思います。
知ってほしい!その⑦ サウナマット
私が個人的に最もお勧めしたいポイントをご紹介!
それがこちら、サウナマットです。
一見するとただのサウナマットのように見えますが、よく見てみると何かに似ています。
そう、「畳」です。
「城」、「和」のコンセプトが散りばめられた城の湯、このような細かいところにも“こだわり”が感じられます。
見た目だけでなく、使用感もしっかり考えられていて、座り心地も抜群に良いんですよ。こちらもぜひ体感していただきたいですね。
新しい歴史をあなたも一緒に
さて、いかがでしたでしょうか?
今回は、2025年4月26日にオープンする「熊本城サウナ城の湯」を特別にオープン前に記事にさせていただきました。
熊本には素敵な施設がたくさんありますが、「城の湯」はその一つに加わることでしょう。
みなさまもぜひ、熊本城サウナ城の湯へお越しください。必ずご満足いただける施設だと、贔屓目なしで言えます!!
…
運が良ければわたくししげちゃんに会えるかも…?笑
その際はぜひ、お声がけください。一緒にサウナ談議がしたいです。笑
それでは、みなさん、またどこかのサウナでお会いしましょう!
サウナら~
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