今回も3つご紹介します。

「有事」の言葉を普通に耳にする様になりましたが、古町には独自の有事の備えがありました。

その5「一町一寺」

全体のイメージはこうです。

注目はお寺の位置と碁盤の目の形状

その6「お寺の位置」

お寺は区画の中央に位置し、周囲を建物が囲みます。

 

外から見えない。

出入りが難しいのに何故？

平時ではそうかもしれませんが、有事の際は逆の見方になります。

平時のお寺が、有事は防衛拠点に変わる。

 

お寺さんが

町や熊本城を守るために

武士が集まる軍事施設に変身するのです。

前回紹介した長六橋を渡るとこの古町に

白川を渡る唯一の橋を渡った先に待ち構える防衛拠点

そして、

その7「碁盤の目の形状」

迅速な人や物資の移動、火災時の延焼防止等のため

古町のお寺にはこんな掲示が

細工町通り沿いのお寺は多い

中でも五福小学校前は

距離約50ｍに4つのお寺が集中。

うち、西光寺さん

清正公の葬儀は西光寺河原で行われたそうです。

細工町通り

私は別名「清正公さん通り」と呼んでいます😀

同じ通りの阿弥陀寺さん

「梅北の乱」等で清正公と縁が深い阿蘇家の阿蘇惟光さんや加藤家三傑の一人・飯田角兵衛さんのお墓があります。

 

ご参考までに 清正公さん通りと言えば..

全国では横浜、名古屋に「清正公通り」があり、

東京には白金に加藤清正公を祀る覚林寺があり「清正公前」と呼ばれる交差点、バス停等があります。

付近にはセブンイレブン横浜長者町清正公通り店があります。

清正公を全国で見た場合、他は..日を改めてご紹介します☺️

 

次回は、坪井川の一駄橋などをお知らせします😀

 

仕掛けにまつわるスポットMAP

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お・ま・け

2023年2月4日（土）15:30からKAB熊本朝日放送で『石原良純のすごいぜ熊本城』の第三弾が放送です。

 

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