【荒尾干潟で非日常体験】ダイナミックな自然現象が生み出す絶景と焚火
ラムサール条約湿地に登録され、熊本県内で初めて国際的に重要な湿地として認められた荒尾干潟。日本一の干満差が生み出す広大な干潟に沈む夕陽は、まさに絶景。月に1〜2回しかない大潮と日の入りが重なる特別なタイミングに、焚火を囲みながらその美しい景色を堪能できる贅沢な体験をご紹介します。
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おるとくまもと編集部のみゃおたです。
私のふるさと荒尾市にて、他では味わうことのできない魅力の詰まった体験コンテンツが提供開始されるという情報が。
ダイナミックな自然現象が生み出す絶景と焚火
今回ご紹介するのは、「Outdoor Dining × Tidal Flats in Arao」の焚火体験。「大人の旅」「非日常体験」をテーマに、荒尾干潟を見渡せるスポットで焚火を囲みながらゆったりと干潟に沈む夕陽を鑑賞するというもの。
本体験を提供しているのは、九州一円でアウトドア・防災活動などを幅広く展開する一般社団法人のあそびlabo。
のあそびlaboは、「日常にのあそびを」をテーマにビジネスホテルをセルフリノベーションした「のあそびlodge」の運営や荒尾駅前の活性化を目的としたマルシェの開催、人里離れたディープなエリアで絶景を楽しむ体験など、街中から山の奥地まで、誰もが楽しめるオンリーワンなアウトドアコンテンツを提供している。
登山好きの三人が始めたのあそびlabo。コンテンツで使用するアウトドア用品にもこだわりを持っている。代表自ら選んだ品質、機能、信頼性に優れた国内外メーカーの機材を使用。
風景や生き物が好きだけでなく、アウトドア好きなら「お、これは…」となることだろう。
舞台は世界的に重要な干潟
荒尾干潟は有明海の中央部東側に位置し、南北約9.1km、東西最大幅約3.2km、干潟面積が約1,656ヘクタールと、単一の干潟としては国内有数の広さ。(有明海には国内にある干潟の40%が集中)
干潟は、有明海の潮流によって運ばれた砂や貝殻が堆積して形成されており、小型の甲殻類、貝類、ゴカイ類などや、それらをエサにする水鳥、魚類などが集まり、多様な生態系を目にすることができる。
多様な生態系を維持し、渡り鳥たちの中継地にもなっている荒尾干潟は、2012年(平成24年)7月にラムサール条約湿地に登録された国際的に重要な湿地である。Outdoor Dining × Tidal Flats in Araoは、そのような世界にその価値を認められた場所を舞台に開催される。
体験内容
焚火体験は、「スモアづくり」「コーヒーの飲み比べ」「夕陽鑑賞」の主に3つの体験で構成されている。
1.スモアづくり
スモアは、アメリカやカナダにおいて、キャンプファイヤーをした際によくつくられる伝統的な人気のデザート。
焚火体験では、参加者自ら焚火の火でマシュマロを焼き、チョコレートとグラハムで挟んで出来立てのスモアをいただく。
2.コーヒーの飲み比べ
コーヒーにもこだわりを持つのあそびlaboの代表中村さん。人気珈琲店MOROcoffee STOREさんで焙煎されたオリジナルブレンド「のあそびブレンド」をパーコレーターとフレンチプレスという2種類の淹れ方で味わう。
モニターの参加者からは、「同じ豆でも、淹れ方でこんなに味が変わるなんて感激」といった驚きの声がきかれ、なかなかの好評であった。
3.夕陽を待ってまったり
小腹を満たしたら本題。焚火を囲みながら、椅子に体を預け、数km先まで広がる広大な干潟と干潟に沈んでゆく夕陽を鑑賞。干潟に入って写真を撮るもよし。
茜色に染まる干潟、だんだんと深い青色へと変わってゆく空。刻々と表情を変える干潟と空が作り出す絶景を見ることができるのは、大潮の干潮と日の入りの時刻が重なる数少ない日だけ。そんな贅沢な景色をゆっくりと、アウトドア好きが選んだこだわりのギアに囲まれて眺めることができるのは、このOutdoor Dining × Tidal Flats in Araoの焚火体験だけ。
さらに特別な体験も
今回、提供が開始されたのは、Outdoor Dining × Tidal Flats in Araoの焚火体験ですが、”Outdoor Dining”とあるとおり、オプションとして、本格的なお食事をいただくこともできます。
焚火会場と同じく、干潟を望む海岸にテントを設営し、その中で地元の名シェフが作ったフレンチをいただくというもの。モニターの際には、”食のみやこ熊本”が誇る県産食材だけでなく、荒尾産の牡蛎やオリーブ、きのこなど地元食材も使われたこだわりの料理たち。
1914年創業の老舗アウトドアブランドOgawa製テントやLodgeの調理器具、Weberのグリルなど、やはり使われている什器や器具たちはこだわりのものばかり。
そして、調理を担当するのは西田和秀シェフ。荒尾市で予約制のフランス料理店Torocadéro(トロカデロ)を営業。ジョエル・ロブションの愛弟子、フィリップ・グルートが独立した「アンフィクレス」で1991~1992年に修行したという素晴らしい腕を持つシェフ。
彼が作る料理を世界的に貴重な干潟を見渡せる屋外の会場で食べることができる。なんと贅沢なことか。
※オプションの実施可否、価格等の詳細はのあそびlaboにお問い合わせください。
動画でもう少しだけ魅力を
Outdoor Dining × Tidal Flats in Araoのモニターの様子が動画で紹介されていました。私のつたない文章よりも魅力がしっかりと伝わると思うので、是非ご覧ください。
最後に
近日、詳細ページの公開、募集を開始予定とのこと。募集が開始された際には、記事も更新するので時々見に来てくださいね。
また、紹介した体験内容は、販売時に変わっていることもあります。お申し込み時には、のあそびlaboのホームページに掲載される募集詳細ページを確認してください。
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