山鹿がまた一歩先へ。ここから生まれるイノベーション「YAMAGA BASE」に潜入
山鹿の新たな魅力がここに!YAMAGA BASEオープン!元小学校を活用した斬新なコミュニティスペース。コワーキングから宿泊まで多彩なスペースが利用可能。山鹿の歴史や自然も感じられる魅力あふれた空間から生まれる挑戦や交流。探検心くすぐるその扉を開け、新たな体験へ飛び込もう!
こんにちは!おるたんです!
熊本県北部に位置する「山鹿市」。
ここは八千代座や豊前街道、山鹿灯籠といった象徴的な「文化」、米や栗、今が旬の筍など「農産物」の宝庫でもあり、鞠智城や装飾古墳などの「歴史」などなど…。とにかく多数の魅力があるまちです!
そんな山鹿、4月に新たなスポットができました。その名も YAMAGA BASE
閉校した小学校を改修して作られた施設とのこと…
どんな施設なのかなあ…
と思っていたところ!
おるとくまもと編集部、メディア向け内覧会に呼んでいただけました!(メディアって認識いただけたことに感謝🤩)
ということで、これ幸い!と、全てを丸裸にすべく、潜入してきました!(呼ばれたから潜入ではないか…)
YAMAGA BASEとは?
この施設は、2017年3月に143年の歴史に幕を下ろした千田小学校を活用して作られた施設です。
千田小学校は、YAMAGA BASEの運営を行う やまがBASE株式会社 の共同代表である中原さんの母校。
「この学校を何とか活用したい」という強い思いの元、廃校活用の実績があるあつまるホールディングスの島田さんとの出会いもあり、廃校を購入し、設立された施設になります。
ここで少し余談ですが…
この施設の設立までには中原さん達の熱い思いが感じられるストーリーが隠されていました。
昨年4月1日に大きな夢を掲げたやまがBASE。
4月1日に夢を発信しようというApril Dreamに参加し、1年後の2024年4月1日に廃校を利用した施設YAMAGA BASEをオープンすると謳いました。
『ド田舎からの日本再興戦略!熊本県山鹿市に敷地面積30,000㎡超のiReaction
ベース「YAMAGA BASE」、2024年4月グランドオープンを目指します。』
※April Dreamは4月1日に嘘ではなく、夢を発信する文化を作ろうと始まったPR TIMESさんによるプロジェクトです。
この夢を発信後、同校の創設にも携わった方の子孫の方をはじめとする関係者やメディアからご連絡をいただくことが増え、同年7月に売買が完了し、やまがBASEが所有者に。
10月に着工し、3月に竣工。夢を発信してから丸1年経った2024年4月1日に昨年夢見た『YAMAGA BASE』がオープンすることとなり、夢が叶いました。
夢を掲げた当時は取得も完了していなかっただなんて、驚きです。
わすか1年で夢を実現されるために努力をされてきたと思うと、中原代表のやると決めたことをやり抜くお人柄や、それについてくる地域をはじめとする関係者の皆様の温かさを感じることができますよね!
そんなYAMAGA BASE。
敷地面積は3万平方メートル、建物面積は3千平方メートル。広大な土地にコーワキングスペースやシェアオフィス、レンタルスペースなどを有しています。
私も山鹿市に行くことがあるんですが、「ちょっとパソコンで作業したい!」というときに「さて、どこに行くか…。」となっていたときがありました。
そして、YAMAGA BASE、ただ、コワーキングができるだけの施設じゃないんです。
次は、YAMAGA BASEって何ができるか?紹介していきます!
何ができる施設なの?
1.コワーキングスペース(元コンピュータ教室)
開放的なコワーキングスペースは、時間単位で予約可能なドロップインでの利用と月額会員(bYメンバー)としての利用の2通り。
Wi-Fiや電源、ドリンクサーバーなど、コワーキングスペースとして快適に過ごせる設備が完備されています。
なんといっても窓から見える自然の景色が素敵なんです。
緑に囲まれて仕事ができるって贅沢な環境ですよね!
ちょっとした打ち合わせに使える会議室があるのもポイント高い!
2.イノベーションスタジオ(元音楽室)
モニターやWEBカメラなどの機材も利用可能。
動画の収録や配信、小規模なイベントまで、いろいろなことに利用できるスペースです。
元音楽教室ということで、YouTuberのようにテンション高く配信しても大丈夫な感じですね!
3.クリエイティブスタジオ(元校長室・保健室)
広々としたスペースで、机のレイアウトも変更可能!イベント開催に適したスペースです。
金たらいや机など、学校にあったものがそのまま使われていて、それらに触れるだけでもノスタルジーを感じます。
天井に下げられた和傘もオシャレ!
百華百彩を思わせる演出です。
4.レクリエーションスペース(元図工室)
八千代座、さくら湯など山鹿を象徴するスポットをモチーフにしたリラックススペース。
木や畳が目に入る和風のスペースは、一息つくのにぴったりですね。
ぼーっとしたり、息抜きに卓球をしたり..
自由な使い方ができます。
5.キッチンスタジオ(元理科室)
その名の通り、料理教室や料理イベントでの利用にぴったりのスペースです。
うわ! 懐かし! となること間違いなしの空間。
ここでお料理していると…
好きなあの人といっしょのグループになって、どきどきだった調理実習…
はたまた恋のリトマス試験紙も真っ赤に染まった科学実験…
様々な思い出が呼び起こされそうです。
(6)宿泊施設(元普通教室)
なんとYAMAGA BASE、宿泊も可能です。
教室が、こんなわくわく空間に変わるなんて…驚きです。
お仕事しないけど、泊りだけ行きたい…なんて考えてしまいます。
学生時代の仲間と…当時の思い出を語りながら…そんな夜が過ごせそうなワクワクの空間。
お部屋は、カプセルタイプとキャビンタイプの2種。
お仕事での活用ももちろんですが、農泊やワーケーションでの活用もできそうです。
7.ラウンジ(元家庭科室)
宿泊者などがコミュニケーションをとったり、リラックスできるスペース。
山鹿市の新たな名産品となっているワインをモチーフとしたスペースとなっています。
瓶の照明がオシャレ!✨
レクリエーションスペースと同じく、ゆっくりできそう!
紹介したスペースの他にも古墳をモチーフとしたライブラリースペースや体育館、食堂も完備されており、がっつり集中して仕事をしたいという方、空いた時間を活用して仕事をしたいなど、様々な用途で利用できる施設です。
そして、何よりも山鹿の魅力が要所要所に散りばめられていて、中にいるだけで山鹿市を味わえちゃうというのもポイントです!
想い
この革新的な施設には、共同代表の中原さんの思いが多く詰まっています。
千田小学校の卒業生でもある共同代表の中原さんが、2021年に東京から熊本に戻った際に地方が抱える課題(人口減少・流出による産業衰退の悪循環)を目の当たりにしたそう。
私も大好きな魅力あふれる山鹿市でも、そういった現状があります。
大事なものは残していきたい、そして、どんどん新しいことをやっていきたい。
そんな人々が集まるコミュニティの基盤となり、
まるで秘密基地のようなわくわくできる場所として、
そして、たくさんの挑戦ができるようなプラットフォームとなるような、
そんな場所を目指してYAMAGA BASEは走り出しています。
そして、ただ、全てを新しくするのではなく、千田小学校の歴史や守りたいものもしっかり残してあります。
施設紹介でも書いたように、小学校で使われていたものがそのまま残されているものもあります。
残されたのは、備品や教室だけでなく…
私が行ったときは桜が5分咲きくらいでした。この桜も住民の方から小学校のシンボルとして守ってほしいとの声がたくさん上がり残されたそう。
今年もきれいな花を咲かせていました。
良いものが受け継がれ、新しいイノベーションが生まれる場所。
いいですね。
いかがだったでしょうか?
少しは、YAMAGA BASEに行ってみたくなったでしょうか
山鹿で仕事をする、山鹿観光をする、様々な用途の拠点として活用できるYAMAGA BASE。
これからもどんどん進化していくとのことです!これからが楽しみですね!
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