オルターのあめくまです。

今回も熊本にゆかりのあるアニメの聖地をご紹介します。

第１回では、『放課後ていぼう日誌』の聖地を紹介していますので、ぜひ、そちらもご覧ください！

 

今回紹介するのは、「女子高生×戦車」という題材から一世を風靡したアニメ、ガールズ＆パンツァー。

2012年に放送されてから人気を博し、2021年現在も「最終章」が３話目まで公開されています。（2021年10月現在）

 

その聖地としては茨城県の大洗町が有名で、町を挙げて大規模な観光活動を行っています。

しかし、ガルパンと熊本は非常に関わりが深い、ということをご存知でしょうか。

 

主人公と熊本の繋がりとは？

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「撃てば必中、守りは堅く、進む姿は乱れなし。鉄の掟、鋼の心、それが西住流。」

 

主人公の西住みほが生まれた家であり、戦車道せんしゃどうの大家である「西住流」。

 

実は、西住家の出身は熊本県という設定で、みほの姉・まほが所属する黒森峰女学園の母港は熊本港となっています。

 

ところで、なぜ西住流の原点が熊本県なのか。

それは、実在した熊本出身の軍人である西住戦車長が由来となっているためです。

出典：Wikipedia

氏の詳細は割愛しますが、熊本県甲佐町の出身である氏は、戦車長として前線で活動し、昭和13年（1938年）に24歳の若さで戦死しています。

 

氏の乗っていた戦車には、千もの被弾跡があったとのことです。その後、彼の人生は小説や映画などでも語られ、「西住戦車長」の名は広く知られるようになりました。

 

ファンが集まり聖地化

そんな西住戦車長は、地元である熊本県甲佐町に顕彰像が建てられました。この場所は「西住公園」と呼ばれ、ファンが訪れるようにもなりました。

公園までは、熊本駅から車で40分程度。443号線を少し西側に逸れたあたりにあります。

 

近くに駅はないものの、熊本駅から電車やバスを乗り継いで行くこともできるようです。

 

公園という名称ですが遊具のようなものはなく、墓地の隣で顕彰像が静かに佇んでいます。慰霊の心持ちで伺いましょう。

西住戦車長の顕彰像。作中でみほが行っているように、戦車上部の車長展望塔から身を乗り出しています。

西住公園は、いつからかガルパンの聖地として訪れる方々が増え、顕彰像にはミニチュアの戦車が置かれるようになりました。

 

また、この周囲は田畑が広がっており、劇場版で描かれた幼少期の西住姉妹がいた田舎風景が思い浮かびます。

 

コラボ商品やイベントも

余談ですが、上記のようにガルパンと熊本の縁は深く、2019年には熊本市内でキャスト陣によるトークショーが開催されました。

なお、約２年が経過した2021年現在、会場だったゲームセンターnamcoワンダーシティ南熊本店に何か残っていないかと探してみましたが、特に何も見つかリませんでした…残念。

ガルパンと熊本はこの関係性から、様々なコラボ商品も販売されています。

それらを探してみるのも楽しいですね。

 

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ATTENTION

さて、前の記事からの繰り返しですが、各スポットへの移動や写真撮影の際は、近隣住民の皆様をはじめ周囲の方々の迷惑とならないことを心掛け、行動しましょう。

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それでは、また次の記事で。