【保存版】阿蘇の涼しい名水スポット5選!地元民が選ぶ絶品あか牛ランチと巡り方
夏の阿蘇観光に!地元民が案内する涼しい名水スポット5選と絶品あか牛ランチを紹介。モデルコース付きで、家族旅行やデートプランも完璧です。

こんにちは!こんにちは!熊本・阿蘇の情報を発信する「おるとくまもと」のモリナガです。
沖縄が梅雨明けし、いよいよ夏本番。
【沖縄が梅雨明け 夏本番!】 https://t.co/ps9BA1nBr5 きょう(23日)、沖縄気象台は「沖縄地方は梅雨明けしたとみられる」と発表しました..
— tenki.jp (@tenkijp) June 23, 2018
僕が住む阿蘇地域では、青い空と深緑の草原が広がる、一年で最も「色が濃い」季節がやってきます。そして、なぜか無性にとうもろこしと肉が食べたくなる季節でもあります。
そんな夏、やっぱり自然の「涼」を感じたいもの。
「夏の阿蘇で、涼しい観光スポットを探している」
「せっかくなら、名物のあか牛も美味しく食べたい!」
そんなあなたの願いを叶える、地元民の僕が本気でおすすめする「阿蘇の涼しい名水スポット」と「絶品あか牛ランチ」を巡る完璧なプランをご紹介します!
この記事を読めば、夏の阿蘇観光が120%楽しくなること間違いなしです。
目次
まずはチェック!夏の阿蘇観光におすすめな名水スポット比較表
阿蘇には魅力的な水源がたくさんあります。どこに行くか迷ったら、まずはこちらの比較表を参考にしてみてください。
涼とグルメを完全制覇!阿蘇名水&あか牛1日満喫ドライブコース
ご紹介するスポットを効率よく巡る、おすすめのドライブコースをご提案します!
10:00 【産山村】池山水源で神秘的な空気に癒される
↓(車で約4分)
12:00 【ランチ】農家レストラン 山の里で自家牧場の絶品あか牛を堪能
↓(車で約30分)
14:00 【阿蘇市】門前町・水基巡りでレトロな商店街を散策&水分補給
↓(車で約20分)
15:30 【南阿蘇村】白川水源で熊本一の湧水量を体感。お土産もチェック!
17:00 阿蘇の絶景を眺めながら帰路へ
1.【産山村】日本一の名水「池山水源」と自家牧場の絶品あか牛
池山水源:毎分30トンの湧水量を誇る神秘のスポット
阿蘇の水源といえば、まず名前が挙がるのがここ、産山村の「池山水源」です。
トリップアドバイザーの「口コミで選ぶ日本の湧水・名水ランキング」で1位に輝いたこともあり、その美しさは折り紙付き。
鬱蒼と茂る木々の中に足を踏み入れると、ひんやりとした空気に包まれ、水底からボコボコと水が湧き出る様子は、時間を忘れて見入ってしまうほど神秘的です。水温は年間通して13~14度。毎分30トンという湧水量は、小学校のプールをわずか12分で満杯にする計算だとか…!とにかくすごい量です。
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また、6月中旬から7月にかけてはホタルの名所としても知られ、真っ暗な森の中で無数の光が舞う光景は、忘れられない夏の思い出になりますよ。
住所:阿蘇郡産山村田尻14-1
電話:0967-25-2211(産山村役場企画振興課)
おすすめランチ:民泊・農家レストラン 山の里
池山水源から車でわずか4分。ご家族で自家牧場を営む「山の里」さんでは、愛情込めて育てられた極上のあか牛と、産山村の郷土料理を味わえます。
ここの焼肉定食は、お肉の味が本当に濃くて美味しい!ご家族の温かいおもてなしも相まって、心もお腹も満たされること間違いなしです。年2回は必ず行くと決めている、僕にとっての癒やしの場所です。
住所:阿蘇郡産山村田尻202
電話:0967-25-2253
営業時間:昼 11時~15時(LO 14時)
夜 18時~21時(LO 20時)
定休日:水曜日 ※1~3月は火・水
料金目安:焼肉定食(100g)2,000円
サーロインもしくはリブロースステーキ定食(250g)5,300円など
ホームページ:http://aso-yamanosato.com/
2.【南小国町】超軟水の名水「立岩水源」とがっつりステーキ
立岩水源:ご飯が美味しく炊けると評判の
黒川温泉からもほど近い南小国町の「立岩水源」。ここの水は硬度26という「超軟水」で、この水で炊いたご飯は格別に美味しいと評判です。遠方から多くの人が水を汲みに訪れます。
ちなみに、立岩水源の水は、硬度が26。富士山の天然水が29、南アルプスの水が30、神戸六甲の水が32くらいらしいので、多分結構すごいんだと思います。※一般的には、硬度100未満が軟水と言われているようです。
水汲み場の周りは公園として整備されており、子どもたちが安心して水遊びできる浅い小川もあります。清流沿いと立岩集落を歩く約2キロ位の遊歩道を散歩するのも気持ちいいですよ。
土日限定ですが、ビニールハウスの中で湧水を使った「そうめん流し」も楽しめます。美味しい水で冷やされたそうめんは、夏の最高の贅沢です!(※そうめん流しは、閉業しています。)
電話:0967−42−1444(南小国町観光協会)
おすすめランチ:木魂館(もっこんかん)
「そうめんもいいけど、やっぱり肉が食べたい!」という方には、お隣の小国町にある「木魂館」がおすすめ。
こちらのあか牛ランプステーキ定食は、肉厚でジューシー!がっつりお肉を食べて、夏のエネルギーをチャージしたい時にぴったりのお店です。
※現在、木魂館は簡易宿泊所となっており、あか牛ランプステーキ定食の提供は宿泊者のみです。
ごはん処 北里バランでは、宿泊者以外の方もお食事ができます。
住所:阿蘇郡小国町北里371-1
電話:0967-46-5560
営業時間:11時~15時
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
料金目安:あか牛重 1,200円、あか牛ハンバーグ定食 1,600円など
ホームページ:http://manabiyanosato.or.jp/
3.【阿蘇市】阿蘇神社の門前町で楽しむ「水基巡り」と老舗のあか牛
一の宮・水基(みずき)めぐり:風情ある街並みを散策
阿蘇神社の門前町商店街は、素敵なお店が軒を連ね、散策するだけでも楽しい場所です。
ところどころから水基という水が湧いている場所があり、お店の軒先などにはこんな感じで飲み物が冷やしてあったりします。見るからに涼しい!
門前仲町周辺には15箇所の水基があり、お店を巡りながら、水基の水を飲んだりしちゃうと、水分補給にもなり、いいと思います。
電話:0967-22-8181(阿蘇市一の宮町インフォメーションセンター)
おすすめランチ:レストラン藤屋(長期休業)
門前町周辺には美味しいあか牛のお店が沢山あって選べませんが、僕が個人的に特におすすめしたいのが老舗の「レストラン藤屋」さん。
10年以上前、まだあか牛が今ほど注目されていなかった頃から通っているお店です。ここで初めて食べたあか牛ステーキの感動は、今でも忘れられません。昔ながらの洋食レストランといった雰囲気で、どこか懐かしい気持ちになります。
門前町周辺にはあか牛カツ重が美味しい「阿蘇はなびし」さんや、あか牛ガーリックライスが美味しい「鉄板焼きまーぼー」さん、カルデラプレートがインスタ映えしそうな「まかない家MATSU」さんなど、あか牛を味わえる店が沢山!是非是非、散策とあか牛を楽しんで下さいー!
4.【南阿蘇村】名水百選「白川水源」と絶景レストラン
白川水源と南阿蘇村湧水群:熊本を代表する水の里
熊本市内を流れる一級河川「白川」の総本流が、この「白川水源」です。
その知名度は全国区で、常に多くの観光客で賑わっています。池山水源と並び、トリップアドバイザーのランキングで2位に選ばれた実力派です。
南阿蘇村には他にも多くの水源が点在し、「南阿蘇村湧水群」として平成の名水百選にも登録されています。まさに「水の里」と呼ぶにふさわしいエリアです。
※詳しくはコチラ
住所:阿蘇郡南阿蘇村白川
電話:0967-62-0318(南阿蘇村企画観光課)
おすすめランチ:あか牛の館
南阿蘇村であか牛を食べるなら「あか牛の館」さんが定番。レストランからは阿蘇の雄大な景色が一望でき、最高のロケーションで焼肉を楽しめます。
店頭では精肉販売もしており、ホルモンなどの希少部位が手に入ることも。バーベキューの買い出しにもおすすめです。
住所:阿蘇郡南阿蘇村久石2815
電話:0967-67-0848
営業時間: 10時~17時(精肉販売)
11時~16時半(LO 16時)(レストラン)
定休日:不定休
Instagram:@akaushinoyakata
5.【高森町】トンネルから湧き出る「高森湧水トンネル公園」
高森湧水トンネル公園:七夕まつりも人気の涼スポット
もともと国鉄のトンネル工事現場でしたが、あまりの湧水量に工事が中断。その跡地を公園として整備したユニークなスポットです。
トンネルの長さは2,055メートル。常時、毎分32トンの湧水量を誇る高森町の貴重な水源地です。噴水なんかもあって、見た目にも涼しい!
トンネル内は夏でもひんやりとしていて、まさに天然のクーラー。水玉が不思議な動きをする仕掛け噴水「ウォーターパール」は子どもから大人まで楽しめます。毎年7月には「七夕まつり」が開催され、幻想的な雰囲気に包まれます。
電話:0967-62-1111(高森町役場 政策推進課 商工観光係)
料金:中学生以上300円、小学生以上100円、未就園児無料
営業時間:
【4~10月】9:00~18:00
【11~3月】9:00~17:00
※閉園30分前までには入園。
※イベント期間中は、閉園時間が変わります。
定休日:[休み]月曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:あり
おすすめランチ:高森田楽村
高森湧水トンネルの近くでランチなら「高森田楽村」へ。
ここでは囲炉裏を囲み、炭火で焼いたあか牛や、高森名物の田楽を味わうことができます。みんなでワイワイ囲炉裏を囲むのも、旅の良い思い出になりますよ。
電話:0967-62-1327
営業時間:11時~17時(LO 16時)
定休日:不定休
メニュー:田楽定食2,100円(税込)~ ※単品もあります。
ホームページ:http://dengakumura.com/
まとめ 阿蘇の水と食で最高の夏を
いかがでしたでしょうか?
世界最大級のカルデラが育んだ阿蘇は、まさに水の宝庫。日本の天然水としては珍しくミネラルが豊富な「天然のミネラルウォーター」とも言われています。
水源で涼を感じて、アミノ酸の一種タウリンを多く含むヘルシーなあか牛を食べて、ぜひこの夏の暑さを乗り切ってください!
よくある Q&A
Q. 阿蘇の水源で、子どもが一番水遊びしやすいのはどこですか?
A. 南小国町の「立岩水源」がおすすめです。浅い小川になっており、流れも穏やかなので小さなお子様でも比較的安心して遊ばせることができます。
Q. 紹介されている水源で、ペットボトル等での水汲みは可能ですか?
A. はい、ほとんどの場所で可能です。「白川水源」では空のペットボトルも販売されています。ただし、マナーを守り、節度ある採水をお願いします。
Q. あか牛ランチの予算はどれくらいですか?
A. メニューにもよりますが、ステーキや焼肉の定食で2,500円〜5,000円程度、あか牛丼などであれば1,500円〜2,500円程度が相場です。
では、また!