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門外不出の献上品をぜひお土産に!熊本の郷土料理”辛子蓮根”作りを体験してきました

こんにちは。おるとくまもと編集部たなかです。
本日は熊本市中央区の新町に来ております。

昔ながらの街並みを色濃く残す新町は、熊本城の正面に位置しています。
なんでも熊本城築城の際に加藤清正が造った、城門に囲まれた城内町とのことで、短冊形の町割の中には御家中の武家屋敷と町人町とが混在する全国でも珍しい町だったそうです。

そんな古き良き新町で、熊本の郷土料理である辛子蓮根作りが体験できるとのこと。

6月6日から地域限定発売されるキリン『一番搾り 熊本に乾杯』CMでも美味しそうに食べられている辛子蓮根。
熊本県民としてはぜひ作ってみたい。ということでお邪魔してきました。

 

辛子蓮根作り、体験させていただくのは村上カラシレンコン店さん。
新町で60年、辛子蓮根を作り続けている老舗です。

 

作り方を教えていただくのは代表取締役社長の村上範年さん。
東京のアパレル会社等ファッション関係企業での勤務を経て、現在村上カラシレンコン店の3代目社長をされています。

 

それではさっそくエプロン締めて、作っていきましょう!

 

献上品として生まれた辛子蓮根

蓮根を片手に、まずは辛子蓮根の歴史から教えていただきました。

 

村上社長:
そもそも蓮根自体は加藤清正が朝鮮出兵の際に日本へ持ち込んだんです。
持ち込まれた理由は2つあります。1つは食用として、もうひとつは熊本城を守るためです。

たなか:
ん?城を守るためですか?

村上社長:
蓮根って沼のようにした畑の中で育てるんです。そんな蓮根畑を城内町である新町に作ることで敵の侵入を防ぐ役割を持たせていたんです。

たなか:
一石二鳥、すごく建設的な話ですね。

村上社長:
近くの古城堀端公園付近も昔は蓮根畑だったそうですよ。

村上社長:
そして辛子蓮根ですが、最初に作られたのは350~360年前です。
今も水前寺にある玄沢寺の玄沢和尚が、病弱だった肥後熊本藩主細川忠利を案じて、健康食として献上しました。

たなか:
辛子蓮根って健康に良いんですか?

村上社長:
蓮根には造血作用、辛子には発汗作用、味噌は体の中を綺麗にすると言われていたんです。
今風に言うと辛子蓮根にはデトックス効果があるとされていたんですね。

たなか:
なるほど。ダイエットにも効果がありそうな響きですね。

村上社長:
病弱だった細川忠利が辛子蓮根を好んで食べるようになると、みるみる食欲も増していきました。
そして、見てください。辛子蓮根って、輪切りにすると細川家の家紋である”九曜の紋”に似ているんです。


【細川九曜の紋】

たなか:
おお、蓮根だ!

村上社長:
このことから、細川家は辛子蓮根の存在自体を隠し門外不出の味としたんです。
一般の人が食べられるようになったのは江戸時代後期。もともと献上品の上、健康食となれば他の藩主も食べたいと思うものですが、車もない冷蔵保存もできない時代には遠隔地へ鮮度を保ったまま持ち出すことが出来なかったんです。
こういった経緯から熊本の郷土料理として根付いていきました。

たなか:
熊本の郷土料理になるまでの経緯って全然知らなかったです。
ありがたい食べ物だったんですね。

村上社長:
玄沢和尚も「蓮根の花は蓮であり、蓮はお釈迦様の花。たいへんありがたいものなのです。」と言って献上したそうですよ。

たなか:
蓮根に対するイメージが変わっていきますね。

 

 

 

【それでは作っていきます!】

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たなか

たなか 27歳の社会人4年目。市内生まれ市内在住のシティーボーイ。趣味は温泉で、旅行は基本温泉を軸に組み立てる。お酒は好きだがめっぽう弱い。好きなおつまみは一文字ぐるぐる。(主に語呂が)

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