【肥後花菖蒲の名所】八代の旅で訪れたい!「松浜軒」の四季折々の花が咲き誇る庭園で癒しのひと時を。
花菖蒲の名所、八代市にある国指定文化財「松浜軒」に行ってまいりました!宮本武蔵とゆかりの深い、八代城主・松井直之が建てた御茶屋。風情ある建物内をご紹介します!記事の最後にお知らせもあるのでぜひチェックしてください。
はじめまして。
「夢」と「想い」を持った九州の事業者を応援するプラットフォーム『グローカル・クラウドファンディング』の広報室、「グローカルCF広報室」です!
九州の事業者の夢や想いとともにその魅力をご紹介していきます😊
初回は熊本県八代市北の丸町の「松浜軒(しょうひんけん)」。
八代城跡すぐ近くにあり、城下町八代の歴史を今に伝えている場所です。
知らない、行ったことないかもという人も写真を見れば「白と黒の塀に囲まれたあの場所ね!」となる人も多いはず💡
2002年に「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」として国の名勝に指定されています。
さぁ、松浜軒の内側を見てみましょう!
元禄元年(1688年)八代城主松井直之公が母崇芳院尼のために建てたお茶屋です。
当時この辺りには松が茂り、八代海を見渡せる浜辺であったことから”松浜軒”と名づけられたそう。
庭園には四季折々の花々が美しく、江戸時代の趣あるたたずまいをよく残しています。
松浜軒は、黒と白のコントラストが美しい、風情ある長塀に囲まれています。
↑松浜軒入口
入口を進み、右手の案内所を抜けると・・・・
さっそく風情のある庭園が見えてきます!
我々が松浜軒に向かったのは5月末。
庭園いっぱいに肥後花菖蒲(はなしょうぶ)が咲き誇っていました!
肥後花菖蒲の見頃となるこの時期(毎年5月中旬から6月中旬頃)は県内外からの多くの観光客で賑わうそうです。
肥後六花の一つである肥後花菖蒲の花色には、紅、白、藍、瑠璃、紺、紫、鼠の七色があり、花型が豊かで大きく、花芯が大きく立っているのが特徴。
本来は鉢植にして室内で観賞し、門外不出とされる花ですので、
松浜軒は、唯一地植えを許された特別な空間なのです✨
毎年5月下旬から6月初旬まで見ごろですので、ぜひその時期に足を運んでみてください!
毎年6月は、第一日曜日に開催される「肥後古流」による伝統あるお茶会「菖蒲の茶会」も有名です。
茶会の日は、普段は非公開の建物内へ入ることのできるまたとない機会!!
我々が向かった日も茶和の会によるお茶の接待が行われていました!
美しい庭園を眺めながらいただくお茶は格別です・・・✨
※お茶の接待は、令和5年5月23日(火)~31日(水)までの、肥後花菖蒲が見ごろの時期限定の催しです。
庭内を進むと展示室があります。
展示室では松井家伝来の茶道具や絵画、雛人形などが、季節ごとに内容を替えて展示公開されています。
さらに庭内を進むと、児宮(ちごのみや)や稲荷神社がまつられています!
子どもの無事な成長や家内安全・商売繁盛にご利益があるそうです✨
このように、見どころたっぷりの松浜軒。
今回は花菖蒲の時期の様子をご紹介しましたが、
秋には彼岸花が美しく、さらに庭園では妙見祭の獅子舞が披露されます。
これは実際に見に行ってみたいものですね👀✨
ぜひ八代の旅の1スポットとして訪れ、松浜軒の歴史と美しい風景を堪能してみませんか?
松浜軒では、この美しい姿を後世へ伝えるために「松浜軒長塀修復プロジェクト」を立ち上げてクラウドファンディングに挑戦されています!
松浜軒の長塀に倒壊の恐れがあり、その保存修復を目指すプロジェクトです。
国指定文化財の修復にあたっては、
長年保たれてきた歴史的価値を損なわないよう慎重な検討が必要かつ、
多額の経費が必要となります・・・
松浜軒の美しい姿を後世へ。
あたたかい応援をお待ちしております。
なお、ご支援のお礼の品として、松井家や松井神社にゆかりの深い”剣豪”宮本武蔵に関する品(プロジェクト限定‼✨)が準備されていますので要チェック👉
▼こちらから、プロジェクト詳細・ご支援方法や松井家ご当主の想いをぜひご覧ください!
熊本・八代「松浜軒」 長塀修復プロジェクト|グローカル・クラウドファンディング (glocal-cf.com)
【DATA】
国名勝 松浜軒(旧熊本藩八代城主浜御茶屋庭園)
[…] […]