「人吉球磨は、ひなまつり2018」も実施中!人吉温泉発祥の地、翠嵐楼で冬限定「稚アユの踊り食い」とツルツルの温泉に驚いてきました!(宿泊レポート)
こんにちは。おるとくまもと編集長のモリナガです。まっすぐ立ったつもりでしたが、カラダが傾いてるなーと感じています。
さて、月に1回程度を目標に自腹で旅行に行き、ご紹介をしておりますが、今回は人吉温泉に行って参りました。実は、人吉に実家がありますが、今回もちゃんと泊まってみました。
※人吉温泉とは…
人吉温泉(ひとよしおんせん)は、熊本県人吉市(旧国肥後国)にある温泉。球磨川沿いに温泉街が広がる。旅館も数多く存在する。開湯時期は不明であるが、近隣に平安時代の大同元年(806年)に創建されて、熊本県に現存する文化財として唯一の国宝に指定されている青井阿蘇神社がある。1492年に相良為続が入湯した記録が残る。最初に開かれた温泉は球磨川と万江川の合流地点付近である。人吉駅近くの現在地に温泉が開かれたのは1910年である。
歴史ある温泉地、人吉温泉。温泉が気持ちいいのはもちろんですが、うなぎや餃子など、美味しい食べ物も沢山!
上村うなぎ屋のうなぎは、ホクホク!一度食べたら忘れられない美味しさです。
必ず立ち寄るのが松龍軒の餃子。車じゃないと、昼から餃子とビール!みたいな幸せな旅を過ごせます。
レトロな共同浴場も多数なので、電車で来て、美味しいものを食べて、温泉に入る。みたいな旅にはうってつけの場所だったりします。
そして、そんな人吉温泉のある人吉球磨地域では3月21日までの間、「人吉球磨は、ひなまつり2018」を実施中!人吉球磨地域一帯で開催されるひなまつりイベントは、女性に嬉しいイベントなども沢山です!
人吉球磨は、ひなまつり2018について
「すべての女性を優しく迎える春のひとよし・くま」をテーマに、熊本県の人吉球磨地域一帯でひなまつりイベントが実施されています。
期間:平成30年2月1日(木)~平成30年3月21日(水・祝)
会場:熊本県人吉球磨一体
詳細は、以下URLからご確認を頂けます幸いです、
http://www.hitoyoshikuma.com/q/aview/49/931.html
泊まってきました翠嵐楼!
かなり前から知っていましたし、小さな頃はこの辺を散歩していたような微かな記憶がありますが、実は泊まったことが無かった翠嵐楼さん。
館内に入ると開放的なロビーが広がります。
外にはウッドデッキのテラス席。その先に広がる芝生の部分では夏はバーベキューなんかも楽しめるらしいです。
寒かったので、到着後すぐにお風呂へ。温度差で曇っていたので、パパっと写真を撮ってしまいましたが、ツルツルのお湯がとっても気持ちよかったです。ちなみに、翠嵐楼さんには3つの源泉があり、このお風呂は2号源泉が用いられておりました。ちなみにWikipediaにもありました「最初に開かれた温泉」が翠嵐楼さんで、人吉温泉発祥の地と言われています。
そして、3号源泉が使われている露天風呂。要予約ではありますが、貸し切りでの利用も可能とのことでした。
そして1号源泉が使われているレトロなお風呂。100年以上前のまま今も残り、歴史を感じながら入浴を楽しめます。写真ではとってもわかりにくいですが、真ん中あたりに仕切りがあり、湯口に近い方の湯舟は熱め、遠い方の湯舟は少しぬるめとなっています。1号源泉〜3号源泉、どのお湯も少しずつ肌触りが違う気がして、なんだか得した気分になりました。
個人的にとっても嬉しいタオルも脱衣所にちゃんと置いてありました。
湯上がりどころも立派で、お水の機械なんかも置いてありました。
部屋はこんな感じ、よくある和室ではありますが、手入れが行き届いていて、快適でした!
3階の宿泊だったこともあり、目の前には球磨川!
旅館によくある木のパズルもありました。もちろん、僕は全部制覇しています。
稚アユの踊り食いに驚き!夕食も美味でした!
旅の楽しみといえば旅館の夕食!とっても美味しかったです。前菜の中にあった鮎うるか。コレだけでビールが500mlは飲める美味しさでした。
その他の前菜はこんな感じ。山うに豆腐があったり、きくらげがあったりと人吉球磨の素材がたくさん使われていました。
茶碗蒸し。実は、旅館の茶碗蒸しが好きで、密かに楽しみにしているのですが、今回のもとっても美味しかったです。
そしてお刺身。写真でとってもわかりにくいですが、ネギトロと海苔が刺身とともに盛られておりました。
ちょっと箸を置きたいなーと思った時の箸置きも人吉っぽい。小さい頃、このキジ馬のおっきいのに乗って、引っ張られて遊んでいたのを思い出しました。人吉クラフトパークにはまだ置いてあって、すごく懐かしかったです。
人吉クラフトパーク石野公園
住所:熊本県人吉市赤池原町1425-1
TEL:0966-22-6700
FAX:0966-22-6779
http://h-craftpark.com/
そして、、一番驚いたのがコチラです!写真ではわかりにくいので、動画でもどうぞ。
稚アユ(アユの稚魚)が入ったワイングラスに、ぽん酢を入れ、バチャバチャと泳いでいる稚アユを飲むようにして味わいます。シラスの踊り食いよりも、生命を感じれる、レアな体験でした。こちら、冬の期間だけの限定メニューとのことですので、挑戦してみよう!という方は、事前に問い合わせを入れて頂いた方が良いかもしれません。
そして、山女魚の塩焼き!身がホクホクしていて、とっても美味しかったです。
鍋物の蓋も可愛くて、SL人吉にちなんだデザインになっていました。
中はこんな感じ。人吉球磨の野菜がふんだんに使われています。
写真では地味ですが、温まってくると蒸気がSLの煙突部分から吹き出します。楽しい。
揚げ物は、洋風。人吉球磨とはもしかするとそんなに関係ないのかもしれませんが、海老がプリップリで、すごくいい感じでした。この後、炊き込みご飯とお味噌汁とデザートが出てきましたが、写真を撮り忘れていました…。
ちなみに、ビールはエクストラコールドでした。
そして、食後は焼酎バー「にはち蔵」へ。28の焼酎蔵の焼酎を揃えられており、色んな味の球磨焼酎を味わえます。温泉ボール(温泉水で作られた特製の丸い氷)ををお酒に浮かべちゃったりすると、大人になった気がするから不思議です。ちなみに、夕食後、ここで沢山焼酎を頂いて、9時過ぎに部屋に帰ってそのまま寝てしまったので、翌朝3時に起きてしまいました…。
朝早くおきたこともあり、待ちに待っていた朝食!ご飯が進みそうな感じでした。
山に泊まってるのに鮭が出るのは…。という方もたまーにいらっしゃいますが、僕は、鮭が大好きなのでこの厚切りの鮭は凄く嬉しかったです。からし蓮根などの熊本名物も味わえました。
桜えびが乗ったおひたしが、激ウマでした。よく考えると、水俣や芦北まで車で1時間以内と海にも結構近いです。
野菜が大好きなこともあり、サラダには煩い男として有名なのですが、翠嵐楼さんのサラダは、とっても新鮮で、美味しかったです。
卵。普段はめったに食べないのですが、温泉旅館にくると無性に卵かけご飯にしたくなるのは僕だけでしょうか?都合、3杯もご飯を食べてしまいました…。
人吉温泉発祥の地の源泉を使って作られる湯豆腐。泉質が影響しているのか、豆腐がプルンプルンになり、メチャクチャ美味しかったです。
夕食、朝食ともに、卓上にはオリジナルの温泉水しょうゆが置いてありました。コレが本当に美味しかったです。
売店で販売もされていました。
おわりに
今回、バタバタバタとしていたこともあり、ちゃんと写真を撮れなかった事が多かったのですが、翠嵐楼さん、とっても素敵な旅館さんでした。「人吉温泉発祥の地」ということで、食事や飲み物でも温泉を愉しめる機会が沢山あり、肌で感じるツルツル感とは別に、温泉って凄いんだなーと思わされた次第です。
完全に写真を撮り忘れていましたが、お部屋に入ったら、達筆な字で、「ようこそお越しくださいました」的なお手紙が置いてあったり、到着後に注文できる別注メニューのメニュー表が置いてあったりと、勉強になる部分も沢山ありました。
皆様もぜひ、人吉球磨エリアに遊びに行ってみてくださいね。
旅館 翠嵐楼
〒868-0084 熊本県人吉市温泉町2461-1
TEL:0966-23-2361
FAX:0966-22-2128
公式HP:http://www.suiranrou.jp/index.html
おるとくまもとでも予約受付中:https://akumamoto.jp/hotel/info/501