海のアクティビティを楽しもう!天草・ダイビング編|その1|体験ダイビング
じゃあ、潜りまーす!
BC.ってやつです。Buoyancy Compensator(浮力補正器)、もしくはBuoyancy Control Device(浮力調節装置)の略。
空気をいれて浮力を調整したりします。
体験ダイビングなので、微妙な調整は中野さんに手伝ってもらいます。
空気さん、よろしくお願いします。
…ということで装着しまして、
潜りまーす。
潜ってまーす。いえーい。
おっ。ムラサキウニです。
このときはムラサキウニの解禁ちょっと前だったかな。
(ダイビングスポットのこのあたりは漁師さんはあまり採らないそうです)
↓ウニ漁のお話
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ムラサキウニと一緒にいる、黄色と黒のこの魚は「ハシナガウバウオ」。はじめて見ました。
ウニのの近くでうねうね泳いでいるので、ウニと仲良し(共生)なのかと思って調べたら、敵が来るとウニの棘の間に隠れるだけじゃなく、ウニの殻を食べてしまうらしい。
こういった関係は片方にしか利益がないから、片利共生と言うらしい。(勉強になった)
ちなみに細い方が頭です。
わかります?
写真真ん中少し上、左下に殻頂を向けてる巻貝、「シッタカ」です。
標準和名は「ギンタカハマ」というらしい。
味はサザエよりもよいかも知れないです。
塩茹でして食べることが多いですが、刺身も美味。
ただし刺身は殻を割らないといけないのでちょっと大変です。
「クロナマコ」なのかな。「マナマコ」は食べますが、写真のナマコはいただけません。
「マナマコ」は色によって赤ナマコ、青ナマコ、黒ナマコとあって、こっちの黒ナマコは食べられるナマコなので呼び名が紛らわしい。
さらに「マナマコ」一種中の色違いだと思っていた赤ナマコ、青ナマコ、黒ナマコの内、赤ナマコは近年の研究でDNA鑑定の結果別種とわかったらしいんですが、いまのところ「マナマコ」として取り扱われていて、ますます紛らわしい感じです。
整理すると「クロナマコ」は「マナマコ」の「黒ナマコ」ではなく「マナマコ」の「赤ナマコ」は「マナマコ」じゃないということです。(この文章も紛らわしい)
「トラフナマコ」。名前の由来は南海トラフのトラフなのでしょうか。これも食べられません。
食べられるマナマコは、調理済みの写真しか持っていなかったのですが、こういったやつです。
スライスしたナマコにダイダイを絞ると最高です。
写真はダイダイの皮で器をつくったもの。ちなみにナマコは寒い時期がシーズンです。
ナマコはスティック状に切ってかじったりも。
変わり種では天ぷらとか、火を通す料理もありだと思います。
地元の漁師(特に上の世代)は生きたままかじると言ってましたが。(ワイルド!)
まだまだ色んな生きものがいます!
お次はこちら。
「タコノマクラ」です。生きているのは初めて見たかも。
小魚の群れ。「クロホシイシモチ」。
撮影に挑戦。
上手く撮れない!動く小さな魚はちょっと難易度高い!
上手く撮れるとこんな感じになります。
[熊本ダイビングサービスよかよか提供写真 撮影:中野誠志]
[熊本ダイビングサービスよかよか提供写真 撮影:中野誠志]
さすが中野さん!
他の魚もいろいろいました。
青い魚の「ソラスズメダイ」とかぶっちゃいましたが「アカハタ」。わかります?
ハタ系は基本的にうまい白身の魚という認識です。
おおっと、ガラカブさんです。
こんにちは!
「ガラカブ」。長崎の方に行くと「アラカブ」標準和名は「カサゴ」です。
おいしいやつです。
これまで何百匹も食べてきましたが、こういう風にまじまじと海中でみるのは変な感じです。
岩の上にでーんとして偉そうでした。ガラカブさんは時間や時期によって、かくれてみたり、縦に泳いでみたりと、振る舞いが違うそうです。
僕の食卓にのぼるガラカブさんは、
唐揚げにされたり。
大きかったらお刺身にもされて、振舞われてしまいます。
煮付けや味噌汁もよいです。
ちょっとあれですね。
魚介類を食べるのが好きなもので、食材紹介みたいになってしまいましたが、実は、個人的にダイビングライセンスの取得に動き出しています!
次回のダイビング記事はまた違った天草の海の魅力をお伝えできると思います!
お楽しみに!!
ダイビング取材協力・写真提供
[facility_link “熊本ダイビングサービスよかよか”]
ガラカブ料理
[facility_link “民宿エンジョイもりえだ”]