【やつしろぷれす 切り抜き】坂本に誘われて。おススメ!坂本グルメ旅~災害を乗り越えて再生したグルメ店~
八代のフリーペーパー「やつしろぷれす」編集長「さびろん」が旬の八代情報をご紹介する【やつしろぷれす 切り抜き】!第一弾は、令和2年の豪雨災害から復興する坂本町を前後編の2回に分けて投稿。前編は、八代・坂本の「美味しさ」と「温かさ」を感じる『坂本グルメ』をご紹介します。
こんにちわ。
初めて投稿させていただきます、さびろんです。
八代市を中心に「やつしろぷれす」というフリーペーパーを発行しています!
おるとくまもとでは、「やつしろぷれす」で取材した
旬の八代情報をご紹介させていただきますので、
これからどうぞよろしくお願いします!★
さて、「やつしろぷれす7月号」の巻頭ページにて特集した
『坂本に誘われて。』より、八代市の坂本町にを2回に分けて投稿します。
今回は前編!『坂本グルメ』をご紹介します。
坂本町と言えば、令和2年の豪雨災害で甚大な被害を受け、
その幹線道路である219号線は未だに工事中なのですが、
町民のみなさんも、坂本町に想いを馳せる皆さんも
少しづつ前に進んでいますよ!
まず坂本町についてご紹介しますと、
坂本町は、もともと坂本村として2005年に市町村合併で八代市となり、
「坂本町」となりました。
坂本には
山岳 : 八竜山、八丁山、八峰山、三峰山、路木岳、米の窪、国見山
河川 : 球磨川、百済来川、市之俣川、油谷川、深水川
があって、めちゃ広い。
大正から昭和40年頃まで九州製紙株式会社(のちの十条製紙→西日本製紙)の坂本工場があり、
人口も今でこそ3000人を切ってますが、当時は18000人を超えていたそう。
当然町も栄えていたわけで、歴史文化が今もしっかりと受け継がれている集落もあり、
とても興味深い趣きに溢れています。
食処さかもと鮎やな
丸々と太った尺鮎の塩焼きはもちろん炭火焼。
店頭で焼かれてる鮎の香ばしい香りに、ついつい足が引き寄せられます。
『食処さかもと鮎やな』は、平成29年度に営業スタート。
坂本住民の皆さんで運営される手作り感満載の鮎料理専門店です。
新型コロナの影響と令和2年の豪雨災害により、店の存続を諦め閉店を考える中、
それでも町を盛り上げて行きたい!という一心で
採算を度外視し【さかもと復興商店街】に入居。
店舗の再開が決まりました。
こちらが【さかもと復興商店街】。道の駅坂本の駐車場横にあります。
いよいよ、今年の営業がスタートする直前に、
しっかりと試食させていただきました!
それがこちら。
〈鮎づくし定食(3300円・税込)〉
なんと4匹の鮎が、全て異なった味でいただけるんです。
鮎の塩焼き、唐揚げ、甘露煮、田楽風。
塩焼きは、皮はパリッ!身はフワ~~ッ。
甘露煮は骨まで柔らか、頭もしっぽも全部食べられました。
唐揚げ、田楽も、鮎の味変。
4匹目の最後まで飽きずに美味しく頂けて大満足!
鮎は全て球磨川から獲れた卵の孵化した鮎を使用。
通常、土日祝日のみの営業ですが、お盆(8/10~15)期間中は毎日営業されますので
久しぶりの家族や親せきとの食事に足を運んでみませんか?
(『食処さかもと鮎やな』の料理を担当されているお母さんたちと運営母体である八代市坂本住民自治協議会の松嶋さん)
お持ち帰り専門店わじま
さて、次は、219号線沿いにあるお弁当専門店。
こちらは、地元住民の皆さんはもちろん、
市内市外問わず”坂本町の胃袋”として親しまれてきた
『レストラン和嶋』さんのオーナーが経営するお店です。
令和2年豪雨災害により、球磨川沿いで経営していたお店は全壊。
店舗の向かい側にある自宅にいたオーナーの福嶋さんご一家は
命からがら、押し寄せる濁流から逃れ一命を取り留めました。
そして、1年が経ち、周囲からお店の再開を待ち望む声が多数上がる中、
工事関係者の方々の昼食に役に立つようにと、
昨年、お弁当専門店として元店舗のあった場所の向かい側で店をオープンすることに。
今年6月で1周年を迎えました。
食べて応援したくなる、「わじま」さんのお弁当はこちら!
白身魚とフライの卵とじ弁当(500円・税込)
ホルモン弁当(500円・税込)
他のメニューも、ほぼワンコイン!
どのメニューもボリュームたっぷり。手作り感溢れるものばかりです。
オーナーの福嶋建治さんと娘さんの亜季さん。
とても素敵な仲良し親子です。
まだ、元の場所は地盤の工事中で完全再開はまだ先になりそうですが
いずれは様子を見ながら「レストラン和嶋」を再開できれば、とオーナー。
それまで、親子二人でお弁当専門店を頑張っています。
道の駅坂本 さかもと館
坂本町に来たら、是非立ち寄って欲しいのが『道の駅坂本 さかもと館』です。
この時期の一番人気と言えば、
晩白柚ソフトクリーム!
晩白柚のほろ苦さを残しつつも甘くて美味しいと評判のソフトクリームです。
八代では他に日奈久でも食べることが出来ます。
その晩白柚ソフトクリームが更に進化し、
大人の晩白柚ソフト(420円)
が新登場です!
八代ではすっかりお馴染みの「マキシト」という晩白柚ペーストを
従来のばんぺいゆソフトクリームにトッピングしたもの。
「マキシト」とは、晩白柚の収穫期(12月~3月頃)以外でも晩白柚を楽しめるようにと
ペースト化されたもので、八代の居酒屋では「マキシトサワー」という
酎ハイもドリンクメニューとしてメジャーな飲み物。
その、手間暇かけて作られた「マキシト」×「ばんぺいゆソフトクリーム」が
大人の晩白柚ソフト
なんです!
晩白柚本来の苦みと酸味がばんぺいゆソフトクリームの旨味を更に引き立て、
その名の通り、ちょっと大人味。
道の駅坂本の駅長である道野真人さんの今イチオシです。
是非この夏、鮎料理やボリュームたっぷりわじまさんのお弁当に合わせ、
『大人の晩白柚ソフト』も試してみませんか?
★食処さかもと鮎やな
電話:0965-45-2677
営業時間:土日祝11時~15時(ラストオーダー営業終了30分前)
※お盆(8/10~15)は毎日営業、11/6 (日)まで営業
HP:https://sakamoto-ayuyana.jimdofree.com/
★持ち帰り専門店わじま
電話:090-8665-8813
営業時間:6時半~15時
店休日:水・日曜日
Instagram:@wajima_yatushiro
★道の駅坂本 さかもと館
電話:0965-45-2141
営業時間:10時~18時
店休日:なし
facebook:道の駅坂本 さかもと館
詳しくは八代のフリーペーパー【やつしろぷれす】7月号を見てね!
HPからもご覧いただけます!👉やつしろぷれす
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