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初心者でも楽しめる!南阿蘇をトレッキングしてきました【地蔵峠~冠ケ岳編】


性別・年齢問わず人気のあるトレッキング。熊本でも多くの登山コースがあり、季節毎に様々な景色を楽しむことができます。今回はトレッキング初体験の私が山岳のプロ原田さんガイドのもと、地蔵峠~冠ケ岳の初心者コースを体験してきました。


こんにちは、たなかです。今回、南阿蘇は地蔵岳から冠ケ峠まで、約10㎞のトレッキングコースを体験したいと思います。ガイドしていただくのはTerra子野アドベンチャー代表の原田さん、県内外問わず数多くの自然を経験している自然遊びのスペシャリストです。

原田秀夫
ガイド歴31年。南阿蘇を中心にアウトドアツアーを企画しているTerra子野アドベンチャー代表。NPO法人川に学ぶ体験活動協議会理事であり、救命に関する各種資格を持つ。熊本大学教育学部非常勤講師としてファーストレスキューについての講義も行っている。コケが大好き。

まずは服装から

朝9時にあそ望の郷くぎのに集合、原田さんと合流をします。

たなか「原田さん、今日は宜しくおねがいします」

原田さん「おう、よろしくね」

原田さん「山登りは初めて?」

たなか「初めてなんです、服の準備もできてないんですけれど。。。」

原田さん「そうだと思ってここを集合場所にしたんだよ」
原田さん「モンベル南阿蘇店で一式レンタルできるからね」

モンベル南阿蘇店さん。登山グッズ購入はもちろん、レンタルサービスも取り扱っている。

 

モンベルさんのレンタルサービス

 

今回は本当になにも準備していなかったのでニット帽と靴下以外全部レンタルしました。

 

(真ん中)原田さん(右)モンベル南阿蘇店長 山本さん(写真5)

 

モンベルさん主催のトレッキングイベントも定期的に行われています。

モンベルさんのHPから確認をされてみてください!

地蔵峠からトレッキングスタート

阿蘇望の郷くぎのから車で約15分、地蔵峠の麓まで移動しました。

準備運動してからトレッキングスタート。

15分ほど歩くと地蔵峠の頂上に辿り着きます。

普段の運動不足が如実に出ます、この時点で既に息は上がっていました。

地蔵峠から見える風景

 

地蔵峠頂上にある案内。明日の筋肉痛を確信した瞬間。

 

地蔵峠から冠ケ岳へ~トリビア編~

ここから120分間の闘いが始まりますが、その間次から次に山のトリビアが出てきます。

 

馬酔木(あせび)

南阿蘇村の村花で、3月後半頃から淡いピンクの花が咲くそう。毒性が強く、葉っぱを食べた馬が酔っ払ったようにふらふらしてしまったことからこの名前になったといわれている。昔は馬酔木を箸にして殿様に使わせることで徐々に体を弱らせていったという逸話があるんだとか。花言葉は「犠牲」「献身」。

 

柘植(ツゲ)

細工物の材料として使われていたという柘植。日本では特に櫛として重宝されたのだそう。

 

万葉集や新古今和歌集ではツゲを詠んだ和歌がいくつか登場するが、詠まれているツゲは植物そのものを指すのではなく、櫛、そして櫛の所有者である女性への恋慕の情を表現するために用いられている。(Wikipediaより抜粋)

ロマンティックです。

イノシシのけものみち。遭難した際「獣が通ることの出来た」道ということで、これを辿って進むこともあるのだとか。あくまでプロだからできる判断ですので、皆さんは絶対に真似しないでください。

分かりづらいですが、阿蘇五岳の1つ中岳から出る煙。阿蘇五岳が一望できます!

(上)スギゴケと(下)シダゴケ。

コケを見るために山を登ることもあるという原田さん。南阿蘇には様々な種類のコケが生えているとのこと。雨が降ると花が咲いて綺麗なのだと、自分の恋人を語るように教えていただきました。

「大正二十四年」「境界」と書かれた石柱。詳しくは不明ですが、昔は物流ルートの1つだったという今回コース。重い荷物を持って歩き、市内と南阿蘇村を行き来していたとのこと。ほぼ手ぶらで歩いて息切れしていたことが恥ずかしくなりました。

 

令法(リョウブ)

高さ3~7mの樹皮が特徴的な木。さながら迷彩のような見た目は樹木界のファッションリーダーだなと思っていたら、

3歩くらい歩いたところで丸裸にされていました。鹿が樹皮を食べるのだとか。ファッションリーダーだからこそ追剥ぎにあってしまうのかもしれません。

ご紹介した内容はごく一部で、4時間のトレッキングで様々な学び・発見がありました。実物をみると感動も大きく、ぜひ体験して感じて欲しいと思います。

 

地蔵峠から冠ケ岳へ~景観編~

草原を歩いていると思ったら森に入り、雪解けしきっていない更に生い茂った森へと出る。歩くたびに表情を変える風景は飽きる暇をくれませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

そして頂上へ

 

冠ケ岳頂上到着です。

歩くこと約6km、時間は約2時間。標高1,154mからの景色は達成感も相まって、少し天気が悪かったことを差し引いても最高でした。

 

 

ちょうどお昼時、冠ケ岳頂上で食べたのはこちら。モンベルさんで購入しました。

 

牛丼と豚汁。白川水源の水を沸かして作りました。

保存食とは思えない、完全に牛丼。製造技術が進化しているのかロケーションで美味しく感じるのか、満足感のある昼ご飯でした。

 

ちなみに箸は原田さんお手製。道中作ってもらいました。

 

登っているときは初めての山登りにおっかなびっくり、原田さんの話に相槌を打つくらいしか出来ていませんでしたが、ご飯を食べ座って落ち着いたところでやっと会話らしい会話をすることが出来ました。

 

原田さん「トレッキングに限らず、自然遊びをするときは1つでも多く体験をして欲しいんだよね。」

 

たなか「“山を登る”という体験だけではなくですか?」

 

原田さん「箸を作る、お湯を沸かす、こういう小さなことでも自分でするのが大事。」

 

たなか「確かに、お湯を沸かすこと自体は日常的にしているのに山頂で、バーナーで、という要素が加わると特別感があって貴重な経験ができたなって感じます。」

 

原田さん「美味しく感じたでしょう?」

 

たなか「レトルトだしなと思って食べたんですが、正直すごく美味しかったです。」

 

原田さん「レスキューという点からも体験することは大事なんだよね。」

 

原田さん「仮に遭難したとしてバーナーの使い方も分からない、食べられる薬草も見分けられないんじゃ生きられない。」

 

たなか「今、自分が遭難したら助かるためにどう行動すればいいのか全く想像ができません。」

 

原田さん「本来、山登りは危険と隣り合わせのもの。こういう知識を持ってるだけでもっと楽しめるようになるよ。」

 

原田さんのガイドでは、薬草が生えている時期には実際に採って食べる体験もできるとのこと。

山登りがライフワークとして一般的になっている今だからこそ、救助を必要としている人と出会ったら、自分が救助を必要としたときどうすればいいのか、といった視点を持つべきなのかもしれません。

 

まとめ

帰りは山頂降りてすぐのこの写真を最後に、山を歩くことに専念しました。

今回、地蔵峠~冠ケ岳10kmのコースを4時間掛けてゆっくり歩きました。急勾配はほとんどなく、まさに初心者向けのコース。

初心者向けコースだからこそ、阿蘇の景色や山道に残った雪にじっくり目を向けることができ、自然を満喫したという感覚で終わることができました。

阿蘇の山の魅力は四季での景色の違いが明確なことだそう。春の新緑から冬の雪景色までどの時期をとっても素晴らしい風景を、見せてくれるそうです。

興味があるけど、一歩踏み出せずにいるという方は是非今回コースから始めてみてはいかがでしょう?当日夜の美味しいビールと翌日の軽い筋肉痛はクセになりますよ。

 

<Terra子野アドベンチャー基本情報>
住所:阿蘇郡南阿蘇村河陽3747-1 ドッグラン「ピースフルハート」内
電話番号:0967-67-3339
代表者:原田 秀夫
HP: http://www.terrakoyaadventure.com/
facebook: https://www.facebook.com/tkadventure.kumamoto
e-mail: tkadventure.aso@gmail.com

たなか 27歳の社会人4年目。市内生まれ市内在住のシティーボーイ。趣味は温泉で、旅行は基本温泉を軸に組み立てる。お酒は好きだがめっぽう弱い。好きなおつまみは一文字ぐるぐる。(主に語呂が)

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