熊本に息づく匠の技、伝統工芸きじ馬、竹細工、肥後象がん、川尻刃物をご紹介!
熊本県には、豊かな自然、職人の技、人々の暮らしの知恵から生まれ、育まれてきた暮らしのなかで使われる工芸品が、今も残っています。
作り手と使い手のコミュニケーションからつくられる工芸品は、暮らしのさまざまなシーンに、豊かな表情を与えてくれます。現代の職人の技から生まれるみずみずしい工芸品の「あたたかさ」や「使いやすさ」を暮らしのなかでぜひ味わってください。
熊本県の伝統的工芸品は約90品目に及び、長い歴史があり、伝統的な技術や技法で作られています。その種類は、金工品、木工品、 陶磁器、染色品、紙工品、竹工品、郷土玩具、その他和楽器などがあります。
今回は、そのなかから人吉市球磨地方の「きじ馬」、山鹿市の「竹細工」、熊本市の「肥後象がん」、川尻の「川尻刃物」を映像でご紹介します。
熊本の伝統工芸「きじ馬」住岡忠嘉氏
熊本の伝統工芸「川尻刃物」林昭三氏
熊本の伝統工芸「竹細工」 宮﨑珠太郎氏
熊本の伝統工芸「 肥後象がん」 坊田透氏
熊本県は自然と素材に恵まれており、作る人と使う人とのコミュニケー ションによって、作ったり作り直したりして土地の人のモノを作るという生 産形態が、今なお数多く残されています。他県の優れた伝統工芸技術の多く が、土地の暮らしの道具ではなく大消費地へ売るための産地となっているなかで、これは極めて貴重なことです。
熊本県伝統工芸館では、工芸品に関する様々な展示、イベントを開催しています。
ぜひお立ち寄りください。
熊本県伝統工芸館
住 所 〒860-0001 熊本県熊本市中央区千葉城町3−35
電話番号 096-324-4930
営業時間 9:00 – 17:00
休館日 月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合、翌日が休館日
12月28日~1月4日