【九州屈指の農業王国!】やつしろのおいしいもの巡り〜黒田さんのイチゴ編〜
豊かな自然に恵まれ、年間を通じて多くの農作物を生産する八代地域。そんな“やつしろのおいしいもの”を巡るこの企画、第四弾はまだまだ旬継続中😋の「いちご」!! とっておきのスイーツ情報や、生産農家さんへのインタビューとともに、昨年スタートした新プロジェクト「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」の取り組みをお伝えします♪
こんにちは!
熊本の旅×食がだいすきなたびーなです
突然ですが皆さん、「やつしろのおいしいもの」といえば何を思い浮かべますか♪
八代の農作物として全国的に有名なトマトや晩白柚のほかにも、九州、いや全国トップクラスの生産量を誇る野菜や果物がたくさんあるんです。
西に内海の不知火海、中央には水田平野、東には九州山地のほか球磨川や氷川などの清流が流れ、豊かな自然に恵まれている八代。まさに、全国でも有数の農業生産地帯!
「やつしろのおいしいもの巡り」第四弾の今回は、春に食べたい「イチゴ🍓」に注目✨✨『クロファーム』さんのイチゴを使用した絶品スイーツの販売情報や、生産農家さんへのインタビューをご紹介します♪
『クロファーム』のイチゴ✨
https://www.instagram.com/kurofarm0801/
『クロファーム』(熊本県八代市)で生産しているイチゴは、透き通るほどのきれいさで有名な、東陽町の川の水を引いて作った「エビベリー」。
まずは、同園のイチゴを取り扱っているお店を3店舗ご紹介します✨(イチゴへのこだわりについては、記事後半のインタビューでご紹介しますね🐝)
『クロファーム』のイチゴはこちらでお求めいただけます
1.道の駅東陽
2021年3月、国道443号線沿いにニューオープンした「道の駅東陽」
名産品のショウガをはじめとしたグルメに、絶景温泉まで楽しめる今大注目の道の駅!
なんとこちらでクロファームさんのいちごもゲット出来ちゃいます♪
2.西岡養蜂園
はちみつ等の販売やカフェ、ソフトクリームが楽しめる八代市岡町の「西岡養蜂園」
クロファームのイチゴ、エビベリーはもちろん、コラボ商品の「イチゴソフト」や砂糖の代わりに西岡養蜂園のハチミツをたっぷり使用した「イチゴジャム」も要チェックです!
3.いりご狩り・いちご詰め放題
道の駅東陽では不定期でイチゴの詰め放題を開催。今後いちご狩りチケットの販売も構想中。
InstagramやTwitterで随時予告するそうなので、是非チェックしてみて🐝
“やつしろの農業”を支える『クロファーム』代表・黒田浩太郎さんにお話を伺いました!
今回ご紹介したイチゴを作っているのは、熊本県八代市で『クロファーム』を経営している黒田浩太郎さん。
就農のきっかけや野菜作りへのこだわり、これからの“やつしろの農業”に対する想いを伺いました。
🍓就農のきっかけ
(黒田さんコメント)
父がしょうが、でこぽん、ばんぺいゆなどを作っている農家でしたが、継ぐことを決めていたわけではありませんでした
熊本農業高校に進学したら周りも農家の子が多かったですし、農家さんに研修に行ってやりがいをもって作物を作っている姿を見ましたし、そういう人たちと話しているうちにだんだん農家を継ごうかと思うようになりました。
在学中に自分で育てた桃がおいしくて、おいしいものを食べる喜びを提供できる農家になることを決意しました。
🍓『クロファーム』のこだわり
(黒田さんコメント)
①作物へのこだわり
東陽町の川の水を引いて作っていること・色もエビのように真っ赤であることから、川から採れる「エビベリー」と名付けて売っています。東陽の自然が大好きなので農業と合わせて楽しんでもらいたいです。
東陽町は谷にあるので日照時間が少なく、いちごを作るには少し不便な土地なのですが、だからこそ成長がゆっくりですごく甘みが乗っています。
子供がすぐ食べても安心なよう、外注対策に天敵を利用するなどしてなるべく農薬を減らして生産しています。
②販路へのこだわり
お客さんの顔が見える販路にこだわっています。
昨年から直売だけにして、飲食店や加工業者の人たちとも話し合いながら、どういうふうにしたらおいしく味わってもらえるか考えて取り組んでいます。
クロファームと名前が出ているものを食べてもらって、その反応をSNSなどでもらえるとうれしいです。
もっとたくさんの人に味わってもらえるよう、加工品開発やEC販売に力を入れていこうと思っています。
🍓“やつしろの農業”への想い
(黒田さんコメント)
東陽のような山地は作物が作りづらいので、余った農地の利活用が課題です。
そんな東陽ですが、豊かな自然では大好きなキャンプやテントサウナを楽しむことができます。
豊かな自然を活かし、農業の一部にそういった遊びを取り入れていきたいと考えています。
「やつしろ農業の魅力アップ」プロジェクトでは、自分がやろうとしているアウトドアとの融合の可能性を試せると思っています。
黒田さんが、“やつしろの農業”の未来を支える地元若手農業者14名と一緒に参加しているプロジェクトがこちら!
“やつしろの農業”の危機を救う新プロジェクト「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」
生産コスト増加や担い手不足、販路拡大などに重大な課題を抱えている“やつしろの農業”。2022年8月、そんなやつしろのピンチを救うため八代市、JAやつしろ、熊本県の3団体が連携し「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」が発足しました。
黒田さんを含さんを含む地元の若手農家が3つのプロジェクトチームに分かれ、調査・研究、実証事業が行われます。
①省力化・担い手確保
②やつしろ農業の魅力アップ
③クリーンな農業
チームは違えどその目的はズバリ、稼げる農業と担い手の確保! 若い農業者や女性の働きやすさなど、“新しい農業の在り方”を追求するために頑張っています!
プロジェクトの内容や中間報告など詳細は「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」公式Instagramで発信しています。こちらもぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/yatsushiro_smart_agri/
やつしろのおいしいもの巡り第四弾、いかがでしたか?
それでは、たびーなの次回の投稿もお楽しみに♡🐝
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