コスパ最高!地元食材にこだわった“美食”の旅館『親和苑』(熊本県阿蘇市) ①夕食編
僕は、仕事柄、高級旅館~リーズナブルな民宿まで、これまでに100軒以上の旅館を体験していますが、“料理”に期待する皆さんにぜひ、オススメしたい旅館の一つが、この熊本県阿蘇の内牧温泉「親和苑」です。
そのコスパを考慮すれば、オススメ度が、更に“グッ”と上がります。
本館であれば、平日(1泊2食付き)¥11,900 ~¥15,900、なんと休前日でも¥13,900 ~¥15,900。(2017年3月現在)
では、早速、そのオススメの料理を見てみましょう!
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本館宿泊者は、お部屋で夕食が提供されます。
(*ちなみに、、、「離れ」の宿泊者は、専用の食事処(個室)があります。)
気分的には、実家の田舎に帰ってきた感じ。。(笑)
これが今晩の献立。
まずは、付きだしとして、、地元では、昔から各家庭で作られている(おばあちゃんの味がある)「豆の煮もの」。
何故か、懐かしい味で、、これだけで生ビールがすすみます。
そして、「季節の前菜盛り合わせ」。
一品一品に個性があって、それぞれの味わいを楽しめます。。
熊本名物の「馬のタタキ」。
これが、超絶、柔らかく。。噛めば噛むほど、味が染み出てくる。。
そして、「うぐいす椀」。
この上品な味をどのように出しているか。。。実際に行って聞いてみてください。
焼き物として、熊本県の南阿蘇に位置する高森町産の“山女魚(ヤマメ)の塩焼き”。
そして、旬の“筍のはさみ揚げ”。
この器、薬味をのせる窪みが二つあいていて、ちょうど2種類の薬味がのっかっています。
実は、この器、揚げ物の油を吸い込みやすい性質がある阿蘇山の溶岩を使って料理長が特別オーダーしたお皿です。。
で、このお料理には2種類の薬味を使うからと言って、窪みを二つ作ってもらったそうです。この器自体も、モチロン、地元阿蘇の「阿蘇坊窯の山下さん」の手作りです。
お気づきと思いますが、この旅館では、お料理に加え、その器にもこだわっていますので、是非、チェックしてみてください!
そして、この旅館のお食事のメインの一つ、、「あか牛のロストビーフ」。
これは、グレードアップ・オプションになるのですが、必ず、食べてください!
一口食べれば、間違いなく幸せになれます。。(笑)
そして、この旅館のもう一つのメインが、「ごはん」。。しかも「土鍋」で炊いたご飯。。
阿蘇のお米がこんなに美味いのか。。と、実感できます。。
元々、親和苑のオーナー自らがお米を栽培していた品種「ミネアサヒ」、今は、近所の農家さんに委託して栽培されています。
そして、自家製のお漬物と一緒に。。。
実際、このご飯に行きつく前に、かなり満腹なのですが、不思議と、、モリモリ、食べれます。。
この不思議も、是非、体験してほしいです。((笑))
そして、締めのデザート「苺のシュークリーム」。
この苺のアイス、自家製です。。。
で、なんと、、、このシュー生地も自家製です。。。
自分で、このアイスをシュー生地に包んで食べます。。。
はっきり言って、こんな美味い苺アイスのシュークリーム経験したことないです。。。
ででで、、、しかも、この苺自体が、料理長のお母さんが自ら栽培した自家製です。。
「ここまで、やるか~」のレベルです。。。(笑)
翌日、料理長に、「最後のデザートまで、手抜きなしですねー!」と話したら、
料理長曰く、、、「最後のデザートで市販品が出てきて、がっかりさせたくない。最後の一品までがコースだから。」
素敵すぎます。。。
とにかく、田舎に帰ってきたような肩ひじ張らないぬる~い感じの雰囲気で、気取らないサイコーの料理を堪能できます。。
間違いなく、”幸福感”に包まれます。。
『②朝食&施設編』に続く。
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