【九州屈指の農業王国!】やつしろのおいしいもの巡り〜森田さんの不知火(しらぬい)編〜
豊かな自然に恵まれ、年間を通じて多くの農作物を生産する八代地域。そんな“やつしろのおいしいもの”を巡るこの企画、第六弾は八代のかんきつ「不知火(しらぬい)」!!聞きなじみのない名前かもしれませんが、実はいわゆる「デコポン」のこと。正式な品種名は「不知火(しらぬい)」というんです。不知火の販売情報や、生産農家さんへのインタビューとともに、昨年スタートした新プロジェクト「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」の取り組みをお伝えします♪
こんにちは!
熊本の旅×食がだいすきなたびーなです
突然ですが皆さん、「やつしろのおいしいもの」といえば何を思い浮かべますか♪
八代の農作物として全国的に有名なトマトや晩白柚のほかにも、九州、いや全国トップクラスの生産量を誇る野菜や果物がたくさんあるんです。
西に内海の不知火海、中央には水田平野、東には九州山地のほか球磨川や氷川などの清流が流れ、豊かな自然に恵まれている八代。まさに、全国でも有数の農業生産地帯!
「やつしろのおいしいもの巡り」第六弾の今回は、「不知火(しらぬい)🍊」に注目✨✨『森田果樹園』さんの販売情報とともに、生産農家さんへのインタビューをご紹介します♪
『森田果樹園』の不知火(しらぬい)✨
https://www.instagram.com/morita_kajyuen/
『森田果樹園』(熊本県八代郡氷川町)で生産している不知火(しらぬい)。
○○で栽培しているので味わいの濃い逸品です✨(○○については記事後半で説明しますね♪)
まずは、森田さんの柑橘を取り扱っている通販サイトやお店をご紹介します✨
『森田果樹園』の不知火(しらぬい)はこちらでお求めいただけます
1.道の駅竜北
九州の大動脈である国道3号沿い「熊本県南地域の北の玄関口」氷川町にある「道の駅 竜北」。
甘~く熟した今だけの不知火(しらぬい)、お早めに召し上がれ😋
2.エルセルモマルシェ(不定期)
エルセルモ八代で不定期開催される「エルセルモマルシェ」
なんと前回は「不知火(しらぬい)の詰め放題」が開催されました😢💗
3.森田果樹園のポケマル
作る人と食べる人を繋ぐ産地直送オンラインマルシェ「ポケットマルシェ」。
森田さんの不知火(しらぬい)は香りの良さ・優しい酸味と甘さが大好評😊
“やつしろの農業”を支える『森田果樹園』森田光貴さんにお話を伺いました!
今回ご紹介した不知火(しらぬい)を作っているのは、熊本県八代郡氷川町で『森田果樹園』を経営する森田光貴さん。
就農のきっかけや栽培へのこだわり、これからの“やつしろの農業”に対する想いを伺いました。
🍊就農のきっかけ
(森田さんコメント)
高校生の頃、進路などに悩みを抱えて不登校気味になっていた時に、みかん農家だった祖父が山に連れて行ってくれました。
何を話すわけでもなくただ祖父を手伝うだけの日々をしばらく続けるうちに、山で仕事をするのもいいなと思い、農業をすることを決めました。
その後は農業大学校に進学し、水俣の農家さんで修業した後、6年前に実家に戻って祖父の土地を継ぎました。
祖父の土地は30aくらいでみかんが主でしたが、周りの土地を借りて今は2ha作っています。
借りた土地に植わっていたのでなりゆきでばんぺいゆを作ることになりました。
作り始めてみると、そういえば自分が昔からばんぺいゆが好きだったことに気づいて、作ることに喜びを感じています。
🍊『森田果樹園』のこだわり
(森田さんコメント)
ありきたりですけど、できる限り農薬は減らして栽培しています。
除草剤も使っていません。
八代の特産品であるイグサをばんぺいゆや不知火(しらぬい)の木の周囲に敷くことで雑草の発生を抑えています。これにより、除草剤を一切使用せず栽培できています。
また、ほとんど露地栽培なので味わいが濃いです。
どうしても見た目はハウス栽培のものには敵わないんですが、道の駅で我が家のみかんを買って帰る方には、おいしいとご好評いただいてます。
🍊“やつしろの農業”への想い
(森田さんコメント)
八代の農業は、生産意欲が高くて技術もある農家がたくさんいるので、売り出し方をまだまだ良くしていかないといけないと思っています。
「やつしろ農業の魅力アップ」プロジェクトチームに参加して、もっと良い見せ方がないか考えています。
他の地域に比べると若い人は多い方だと思います。力を合わせて取り組みたいです。
個人の取り組みとしては、情報発信のために、SNSやYouTubeを始めました。
動画作成は周りに手伝ってもらいながらですが、不知火(しらぬい)・晩白柚をはじめ八代の個性豊かな柑橘を育てているからこそ、たくさん情報を出してお客さんとコミュニケーションがとれたらいいです。
森田さんが、“やつしろの農業”の未来を支える地元若手農業者14名と一緒に参加しているプロジェクトがこちら!
“やつしろの農業”の危機を救う新プロジェクト「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」
生産コスト増加や担い手不足、販路拡大などに重大な課題を抱えている“やつしろの農業”。2022年8月、そんなやつしろのピンチを救うため八代市、JAやつしろ、熊本県の3団体が連携し「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」が発足しました。
森田さんを含む地元の若手農家が3つのプロジェクトチームに分かれ、調査・研究、実証事業が行われます。
①省力化・担い手確保
②やつしろ農業の魅力アップ
③クリーンな農業
チームは違えどその目的はズバリ、稼げる農業と担い手の確保! 若い農業者や女性の働きやすさなど、“新しい農業の在り方”を追求するために頑張っています!
プロジェクトの内容や中間報告など詳細は「スマート農業やつしろ☆未来創生会議」公式Instagramで発信しています。こちらもぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/yatsushiro_smart_agri/
やつしろのおいしいもの巡り第六弾、いかがでしたか?
それでは、たびーなの次回の投稿もお楽しみに♡🐝
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