隠れた歴史遺産がたくさん!産山村ふしぎ発見!その弐~
皆さま、こんにちは。冬は一段と寒さが増す産山村で地域おこし協力隊として活動しているうぶやまちゃんです。標高が高い産山村の冬とえいば雪の降り積もる日があるかと思えば、そんな合間に爽やかな晴天になる日があるんです。積もった雪が解けだす様子は大地が浄化されたようにとてもキレイな風景へと表情を変えます。だから冬の陰鬱さと裏腹にお日様が燦々と輝く下のお出かけは、とても爽快な気分にさせてくれるんですよ。冬場でなまった身体を動かすために、今回は村の歴史的建造物があるスポットをレポートします!
村内のあちらこちらを移動するうぶやまちゃんにはいつも気になっていたことがあったんです。それは村の至る所にある石橋。草も多い茂っていることから日頃はあまり気に留めていなかったのですが、架橋年を見つけて驚くことに!
石橋とは自然石で造られた橋の名称です。大きく分ければ桁橋、そして眼鏡橋といわれる橋はアーチ橋です。日本国内では長崎県にある日本最古の「眼鏡橋」や日本三名橋である山口県の「錦帯橋」。県内の山都町にある「通潤橋」が有名です。なぜ眼鏡橋と呼ばれるようになったかというと、川面に映った影が円を描くことに由来しています。海外に目を向けるとローマ帝国時代にはすでに石橋が作られていました。その代表的なイタリアのファブリキウス橋は世界的にも有名ですね。そんな壮大な歴史の流れを組む石橋は、産山村にも多数現存していたのです!
それでは、おなじみになった?!産山村役場でもらえる周遊ルートマップを持って出発しましょう!(※このマップは村内の各店舗にも置いてありますよ!)
まずは産山村役場を起点に久住方面へ向かう131号線を20分ほど歩くと左手に可愛らしいお地蔵様が見えるのでそこを手前左へ曲がるとすぐに栃の木橋が架かってます。
この栃の木橋は明治30年(1897年)に架橋されたものです。雪が解け出した直後だったのでで水しぶきが豪快に見えます!
さらに131号線を竹田市方面に進みます。「御湯船温泉館」の電照看板が見えるのでそこを左に曲がります。するとルートマップ7番の看板が!
看板からすぐ右手に曲がると村で最古の石橋「湊橋」を発見!高く描くアーチが何とも印象的です。
この橋は明治22年(1889年)に架橋。今から132年前にこんな立派な橋が架けられたんですね!記念碑には石工者の名前が刻まれていました。