【くまもと美術探訪】番外編『熊本を飛び出して…! 熊本ゆかりのアート探訪 in 東京』
今回は初めての【くまもと美術探訪】番外編。なんとわたくしきなこ、東京へ進出です!!東京にある熊本ゆかりのアートの数々をご紹介します✨記事の最後にすてきなお知らせもあるのでぜひチェックしてください。
こんにちは!きなこの【くまもと美術探訪】初の番外編です。
今回は熊本を飛び出し、東京で熊本ゆかりのアートを探してみました!
熊本と東京の距離はなんと約1200km!さぁ、旅に出かけましょう!
永青文庫
まずは目白駅からてくてく歩いて、欠かせない“あの場所”へ…👣
神田川沿いの目白台に位置する永青文庫は、昭和25年(1950)、細川家第16代当主の細川護立によって設立された美術館です。
現在は細川家に伝わる文化財の調査研究・公開を行っています。
この白い建物は、旧細川侯爵家の事務所として昭和初期に建てられたものなんだとか。
当時の家具を利用した展示ケースや、雰囲気を残した廊下など、展示以外も見どころ満載なんです!
(残念ながら、内部は撮影禁止。コロナが落ち着いたらぜひ足を運んでみてください!)
もちろん、所蔵されている文化財は細川家にゆかりのある貴重なものばかり・・・
日本美術だけでなく、中国美術やオリエント美術など、収集の幅は多岐にわたっています。
様々なジャンルの文化財からは、細川家の広い視野を感じられました🌎グローバル!
ちなみに、コレクションの一部は熊本城の中で保管されていたこともあるんだとか。。。
現在は熊本県立美術館 永青文庫常設展示室でその一部をいつでも見ることができるんだそうです!👀
また、おとなりの文京区立肥後細川庭園には、「肥後六花」のうち4種の花が植栽されています。
細川家は東京に移り住んでからも、庭園を眺めて熊本を懐かしんでいたのかもしれません。
丸の内オアゾ
さて、目白駅から山手線に乗って東京駅へやってきました🚃=3
丸の内オアゾは、ショッピングや仕事で多くの人々が行きかう東京の中心的なスポットです。
一見、熊本とは関係なさそうなエントランスホールの床をよーーく見ると…?
この黒御影石の線刻は、細川屋敷の配置を表しているんだとか!
じつは丸の内は、江戸時代から明治時代初期にかけて、細川家の上屋敷(高位な大名が普段居住したお屋敷)があった場所。
うっすらと刻印されているのは、江戸時代の街並みの様子でしょうか✨
そういえば、くまモンも丸の内オアゾに訪れていました!
ついつい床を見てしまいそうですが、前方注意だモン。笑
みなさん、答えはわかりましたか?
「答えは、丸の内オアゾだモーン!」
丸の内にあるビルは、
江戸時代の熊本藩細川家の屋敷の跡地で、
ビルの床の模様が屋敷の図面になっているんです!
みなさんも是非見に行ってみてくださいね!次回の東京の熊本はどこでしょうか?
楽しみにしていてください! pic.twitter.com/uIHjphVmaW— くまモン東京スタッフ〈公式〉 (@KumamonStaff) January 11, 2022
銀座熊本館
せっかく東京に来たので、銀ブラも楽しんじゃいましょう♪
銀座には、熊本の名産品を取り扱う銀座熊本館があるのをご存知ですか?
東京に住む熊本県民や、熊本ファンの強~い味方なんです。
お土産を買うのもいいのですが、まず見て欲しいのはココ!!
入口に掲げられたレトロで素敵なロゴマーク✨たまりません~!
銀座熊本館は1994年に始まったお店で、全国の自治体アンテナショップの中でも老舗なんだとか。
ここだけの話ですが、きなこは銀座熊本館と同い年です。笑
開発が進む銀座の街で平成レトロな雰囲気を残していて、なんとも味があります。
店先には、石原昌一作《山鹿灯ろう娘》が置かれています。
石原昌一氏は、山鹿市・鞠智城《鞠智城温故創生之碑》や熊本駅《おてもやん》など、県内の屋外彫刻を多数制作されている熊本県を代表する彫刻家です。
今年の熊本県近代文化功労者にも選ばれたことも話題になっていましたよね。
灯篭のかっちり繊細な表現と、躍動する体や着物のしなやかな表現の対比が見どころです👀
最後におしらせ☆彡
「熊本の文化が好きだー!」「熊本のアートを応援したい!」・・・そんなアナタにお知らせです☆
熊本県のふるさと納税で熊本県立美術館にある永青文庫の美術作品を支援できるようになったんだそうです!!
あふれる思いをふるさと納税に乗せて、熊本へ届けましょう✊
豪華な返礼品は、各ポータルサイトからぜひ詳細をチェックしてくださいね☺
それでは、次回もよい旅を bon voyage!
【NEXT】次回のくまもと美術探訪は…
「ティファニーで朝食を」?
ノンノン、「文化財でコーヒーを」!
コメントをしたい方はこちらから